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正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官

2009年作品、ウェイン・クラマー監督、ハリソン・フォード レイ・リオッタ アシュレイ・ジャッド ジム・スタージェス出演。

移民税関捜査局「I.C.E.」のベテラン捜査官のマックス・ローガン(ハリソン・フォード)は、密入国者や不法就労者の捜査を任務としているのだが、正義感が強く良心的であるため、たとえ容疑者でも具合が悪そうだったり生活に困っていたりしている人を見るとつい放っておけなかった。 そんな容疑者を気遣って対応が甘くなってしまうマックスは、同僚から容疑者への対応が他の人より甘すぎるとよく怒られていた。
ある日、ロサンゼルスの縫製工場にいた不法就労者の女性「ミレヤ・サンチェス」(アリシー・ブラガ)を捕まえたマックスは、移送される前に彼女から幼い息子・ホアンを、自分の代わりに迎えに行って欲しいと頼まれる。 ホアンの為に不法就労するしかなかったミレヤの境遇に、マックスは同情するが職務上、そのお願いを聞き入れるわけにはいかなかった。
しかし、家に帰って寝ようとしても、マックスはミレヤの事が気になって眠れず、カリフォルニア州サンペドロにある移民税関捜査局の拘置所に電話をかけてミレヤの事を聞き出す。 するとミレヤは、既にメキシコへ強制退去処分が下されており、その事実を知ったマックスは、移送した際に地面に投げ捨ててしまった彼女からのメモを探しに行く。
バングラデシュ出身の女子高生「タズリマ・ジャハンギル」(サマー・ビシル)は、授業で9.11の同時多発テロ事件に関する論文を発表すると、クラスメイトに受け入れて貰えずいじめられ、学校側からも危険因子としてみなされてしまう。 弟と喧嘩ばかりする韓国出身の少年「ヨン・キム」(ジャスティン・チョン)は、祖国を離れたくなかったが故にアメリカに帰化した両親に反発し、ガラの悪い韓国系の不良たちからは強盗をしようと脅されてしまう。
子供たちが辛く怯えた日々を送る中、女優を夢見るオーストラリア出身のクレア・シェパード(アリス・イは、南アフリカ出身の恋人ギャヴィン・コセフ(ジム・スタージェス)と一緒に観光ビザでアメリカへ入国し、グリーンカードの取得を希望していた。 ミレヤがホアンのいる部屋番号を記したメモを見つけたマックスは、翌朝ホアンのいる21号室を訪れ、ホアンを預かっていた女性から彼を引き取る。
クレアにはハリウッド出演のチャンスが舞い込んだが、条件は労働許可を取ることだったので、観光ビザの延長申請をしに入国管理課を訪れていた。 しかし、クレアの滞在延長が受理されていなかったことを、彼女はここで初めて知ったのだった。


人種の坩堝と言われるアメリカの側面を見る作品ですが、事情は今は変わりつつありますね。
監督はウェイン・クラマー、「スティーラーズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13917961 を記事にしていますね。
主演はハリソン・フォード、「野性の呼び声」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/12/060000 が近作ですね。
レイ・リオッタは、「ヒュービーのハロウィーン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/11/180000 に出演していました。


物語は移民税関捜査局:I.C.E.のマックスから始まります。 人情家の彼はなかなか職務に冷静に対処できないと仲間から言われていますが、今回ミレアは自分のこと引き離されることには心を割かれる思いを味わいます。 しかし密入国、不法移民をとりします彼にとってはそれは対処しなくてはなりませんでした。
さらにいろんな人間が、アメリカにおける市民権、グリーンカード取得を切望しています。
今作はいろんな境遇でアメリカにやってきて、暮らしながらなんとか居住権、永住権を取ろうと悪戦苦闘する人間たちの群像劇ですね。 マックスは一夫引いた立場なんですが、彼も思い悩みながら日々の職務を遂行していきますがそんな彼の心の葛藤にちょっと心寄せてしまいますね。


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