2021年作品、木村ひさし演出、松本潤 香川照之 杉咲花 片桐仁 マギー出演。
99.9%有罪と見なされた案件でも、残された0.1%の事実を納得するまでとことん追求して無罪を勝ち取る弁護士・深山大翔(松本潤)。 彼が勤める斑目法律事務所は所長が佐田篤弘(香川照之)に変わっていた。 その就任パーティー会場で、佐田は大手自動車メーカーの会長・若月昭三(石橋蓮司)から、新米弁護士の孫娘を斑目法律事務所で育ててほしいと頼まれ、快諾する。
一方、深山は拘置所で依頼人・大島浩二(児嶋一哉)のもとにいた。 大島は下着の窃盗犯で逮捕、起訴されていた。 大島は否定するものの、状況証拠からは有罪は揺るぎない。 そもそもこの案件の弁護は河野穂乃果(杉咲花)が担当していて、情状酌量を勧めたものの、絶対にやっていないと言う大島が無罪を勝ち取るために深山に依頼替えをしたのだ。
深山はさっそく大島の話をもとに気仙沼へ向かう。 そして、なぜか穂乃果もついていくことに。 そこで、2人は命の危機に晒されることになる。
数日後、斑目法律事務所にやって来た穂乃果。 彼女は若月の孫娘だったのだ。 そして、穂乃果は刑事弁護で働かせるように佐田に要求する。 そこには、気仙沼で深山に散々な目に遭わされた穂乃果のある思惑があった。 そもそも若月からは民事の弁護士として育てるよう依頼を受けていた佐田だったが、穂乃果の要求を受け入れて、若月には秘密で刑事弁護で働かせることになる。
そんなある日、政治家の収賄事件の依頼が舞い込む。 次期市長候補と目される岡部康行(戸次重幸)が賄賂を受け取ったとして逮捕されたが、岡部は否認していた。しかし、賄賂を送った円谷は罪を認めて、すでに有罪が確定。もはや結審した収賄事件をひっくり返すのはほぼ不可能に近かった。深山と佐田は円谷の弁護を担当していた南雲恭平(西島秀俊)に話を聞きに行くが、温厚な顔の裏に隠されたグレーな弁護手法を感じ取り警戒を強める。
そして、南雲は深山が担当する裁判の検察側とも裏で接触していて、深山たちの前に立ちはだかる。
はたして、深山は事実を見つけ出すことができるのか!?
今回のスペシャル版は映画の前日譚になっていますね。そしてまずは新たなヒロインの登場です。そのあたりは映画版で https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/01/06/060000 。
岡部市議会議員役で戸次重幸、「劇場版 がんばれ!TEAM NACS」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/09/06/060000 が近作となります。
秘書の植木役で平岩紙、「At the terrace テラスにて」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14802093 に出演していました。
映画版にも描きましたが、映画の前日譚になっており、映画だけを見ても、ちょっと繋がりがなくなってしまいます。 ドラマ版はこのスペシャル版につながっていて、結局一挙放送で全部見ないとわからない、楽しめない作りですね。
ただ、このシリーズは基本主役に優しくなっていますね。 まあ検察勢力が唯一の敵となっていますが、かといって最終的には正義が通る作りも、なんか優しいんですね。
これを見てからの映画版、前後編の様ですね。