anttiorbの映画、映像の世界

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ファンタジー・アイランド 

2020年作品、ジェフ・ワドロウ監督、マギー・Q マイケル・ペーニャ ポーシャ・ダブルデイ キム・コーツ出演。

あらゆる夢が叶う島だと話題のファンタジー・アイランド。 その島へ行くには、島の持ち主で経営者でもあるミスター・ローク(マイケル・ペーニャ)から選ばれた者達だけであった。 招待されなければ島へ入ることも滞在することも許されない、正に夢の島である。
その日、5人の招待客が島へ到着。黒髪で落ち着きのある大人の美人グウェン(マギー・Q)、金髪の若い女メラニー(ルーシー・ヘイル)、爽やかな青年パトリック(オースティン・ストウェル)とアジア系の眼鏡の青年ブラックス(ジミー・O・ヤン)に彼の義理の兄弟である。 5人は島のスタッフにより歓迎され、バーでそれぞれに夢を叶える方法について意見を出し合う。 ホストのロークと挨拶を交わし、直接彼からルールを説明された。
それは、夢は1人につき1つだけで、その結末がどのようなものであっても最後まで見届けるというものだった。 ロークは自らをただの執事だと自己紹介し、まずブラックスと彼の義理の兄の夢を叶えると言うのだった。
辺りはすでに暗闇に包まれているが、道を先導するロークについて行くとそこでは、盛大なパーティーが催されている。 水着姿の若い女性と筋骨逞しい男性が兄弟を迎え、彼らは存分に夢を楽しんだ。
翌朝、ロークから呼び出されたグウェン。 彼女は5年前に別れた恋人のプロポーズを断ってしまった後悔を抱えていた。 ロークはグウェンにプロポーズを受けて後悔を晴らせばいいとその場を演出し提供。 ところが、恋人との会話で現在の彼ではないと察した彼女は、希望とは違うとロークへ苦情を訴えた。 過去の後悔を晴らしたところで、現実は変わらない。 だが、ロークは彼女と取り合わず、状況を受け入れるか否かは自分次第だと告げ、扉の向こうへ消えてしまう。
パトリックの夢は軍隊へ入ることだったが、母親からの強い反対により軍隊へは入隊できず警官になった。 対して、メラニーは幼い頃、成長が遅かったことが原因でクラスメイトから虐められてきた。 そのため、彼女はセラピーに参加させられ、そこでも酷い目に遭ったらしい。故に彼女の夢はいじめっ子への復讐だった。

監督はジェフ・ワドロウ、「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/11160639 を記事にしています。
ローク役はマイケル・ペーニャ、「ジェクシー! スマホを変えただけなのに」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/08/22/060000 に出演していました。
グウェン役はマギー・Q、「ダイバージェント」シリーズ https://anttiorb.hatenablog.com/entry/11880662 に出演していましたね。

なんでも願いが叶う島、もしあったとしたらいきたくはなりそうですが、でもそこだけだったら実生活に戻るのは難しくなりそうですね。 見ていくと、壮大なフェイクのドラマを作っている様な島に思えるんですが、でも芝居を超えたマジな展開になっていくと、じゃあ一体どうやって思ったことが叶っていくんだろう? という疑問が湧いていく作品でしたね。
また島での夢の実現の効力って、なんて思うとちょっとこんがらがるお話でしたね。 一言で言うと、もうちょっと辻褄が合う展開を求めたくなりましたが。

 

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