2021年作品、白石和彌監督、松坂桃李 鈴木亮平 村上虹郎 西野七瀬出演。
広島の架空都市・呉原市を拠点とする暴力団「尾谷組」と県内最大の暴力団「広島仁正会」の抗争に終止符を打ち、今や警察組織、暴力団の双方から一目置かれる存在となった日岡（松坂桃李）。 しかし、日岡によって保たれていた秩序は、上林成浩（鈴木亮平）という一人の男の出所によって徐々に崩壊していく。
上林は、出所するなり服役中に因縁のあった刑務官宅へお礼参りに。 3年前の抗争で尾谷組組長・一之瀬（江口洋介）に殺された「広島仁正会」傘下の「五十子会」会長・五十子正平（石橋蓮司）の腹心だった上林は会長の仇をとるべく、抗争を避けようとする上層部にも牙をむき暴走。 上林が五十子殺害の黒幕に迫る一方、日岡は弟分のチンタ（村上虹郎）をスパイとして上林組に送り込む。
1作目 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15517141 で大上が死んだので続編はないと思っていましたが。
監督は引き続き白石和彌、「ひとよ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/30/060000 が近作ですね。
主演は松坂桃李、「いのちの停車場」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/03/060000 では真反対の役をしていましたね。
そして敵役に鈴木亮平、もう彼の演技に言うことはないですね。「ひとよ」にも出演していましたが、「羊と鋼の森」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15556933 にも出演していました。
村上虹郎は、「るろうに剣心 最終章 The Beginning」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/13/060000 が近作ですね。
西野七瀬は、「一度死んでみた」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/06/060000 にチラッと出ていましたが、今年は連続で出演作が来ますね。 彼女はなかなかよく起用されています。 映画にドラマに、乃木坂卒業生で女優として佇まいを評価されているんでしょうね。
大上の死と、一ノ瀬が五十子を殺したことで、そこに割って入るように手打ちをしたのが大上についていた刑事・日岡でした。 やり方は違いますが、暴力団に食い込んで、なんとか抗争を避けようとするやり方は共通点がありましたが、警察内部でも、緊密だった尾谷組も彼を完全には信用はしていませんでした。 ただ抗争がなければ、金儲けに走るのが彼らの生きる道でしたが、そこにある男が出所してきます。
五十子の腹心だった超武闘派の上林でした。 まず初めに血祭りにあげたのは服役中に散々痛めつけられた刑務官の家族でした。 彼の殺し方は残忍極まりなく、目の玉を抉って殺します。 そしてそれは彼の生い立ちに原因があったのです。
続編は作りづらいだろうなあと思いましたが、日岡演じる松坂桃李くんが頑張りましたね。 そしてなんといっても鈴木亮平の恐ろしさですね。 そしてもう一人鍵を握る人物が。
なかなか邦画で、暴力団抗争ものは作りづらいと思いますが、白石監督頑張ってくれています。 3作目はあるんでしょうかね？
二人がコンビを組む
彼が広島に呼ばれ捜査チームに
姉弟の二人
日岡が
弟を使ってスパイに送り込む
そして抗争劇に火をつける
