anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

フロントライン

2025年作品、関根光才監督、小栗旬 松坂桃李 池松壮亮 森七菜 桜井ユキ 美村里江 吹越満 光石研 滝藤賢一 窪塚洋介出演。

2020年2月3日、乗客乗員3711人を乗せた豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」が横浜港に入港し、香港で下船した乗客1人に新型コロナウイルスの感染が確認される。

船内では感染が拡大し100人を超える乗客が症状を訴え、災害派遣医療チームDMATが出動要請を受ける。 しかし、治療法不明の未知のウイルスに対応できる経験や訓練はされておらず、DMATを統括する結城英晴たちは、命を危険にさらしながら乗客全員を下船させようと奮闘する。

監督は関根光才、「かくしごと」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/06/13/060000 が近作です。
小栗旬は、「キングダム 大将軍の帰還」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/07/16/060000 に出演です。
松坂桃李は、「父と僕の終わらない歌」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/05/30/060000 が公開中です。
池松壮亮は、「レイブンズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/04/05/060000 に出演です。
森七菜は、「国宝」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/06/16/060000 に出演中です。
そして窪塚洋介、「スイート・マイホーム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/09/10/060000 に出演です。

5年前、新型コロナが中国で蔓延して世界的な大ニュースになっていた時、この大型豪華客船が日本に入港、そしてその中の感染者がいた事で、大ごとになっていましたね。
まだ新型コロナのメカニズムも、対処法もわからず、ただただ日本政府は手をこまねいていましたし、そこで大きな役割を果たしたのがDMAT=災害派遣医療チームだったことがこの作品を見て初めて知りました。 我ながら情けないですね。


この時点での新型コロナは、のちにどんどん変異していきますが、当時は結構罹患すると重症化をする確率が高く、治療薬もなくただただ対処療法しかありませんでした。 ここで食い止めても結果的には日本でも猛威を振るうことになっていくんですが、国民はマスコミの報道と、訳のわからない政府の発表に一喜一憂していただけでしたね。


今作ではDMATの献身的な対処に本当に頭が下がります。 窪塚くん演じる仙道が本当にカッコよくて現場で踏ん張っているのが、神々しくもありました。


日本は本格的な感染症の専門チームを立ち上げているんでしょうか? 日本の国って喉元すぎると、すぐに問題を先送りにする国民性があります。 次にどんな伝染病が来るかもしれませんし、そのためにこの時の教訓をしっかりと残して対策をしてほしいですね。