2007年作品、ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロ監督、ベアトリス・ダル アリソン・パラディ ナタリー・ルーセル フランソワ=レジス・マルシャソン出演。
四ヶ月前に夫のマチュー(ジャン=バプティスト・タブーラン)を自身の運転する車の衝突事故で亡くしたサラ(アリソン・パラディ)は、出産を間近に控えていた。
クリスマス・イヴの日、産婦人科からサラは一人で自宅に戻る。 その夜、黒ずくめの見知らぬ女(ベアトリス・ダル)が電話を貸してほしいと訪ねてくる。 サラは不審に思い、相手を追い返そうとするが、女の態度は強硬となり、ついには裏口の窓を破って侵入しようとする。 危険を感じたサラが警察を呼ぶと、女は姿を消す。
警察が帰り、サラが床につくと、黒い服を着た長い髪の女が家の中に侵入していた。 女は大きなハサミでサラに襲いかかる。女は一体何者なのか? 女の目的は何なのか? 理不尽な恐怖に包まれるサラを、さらに陣痛が襲う……。
これはエグいですね・・・
監督は共同で、ジュリアン・モーリーとアレクサンドル・バスティロ、「レザーフェイス―悪魔のいけにえ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15514194 を二人でこれも共同で撮っています。
主演はアリソン・パラディ、今作しかクレジットはありませんね。
そしてベアトリス・ダル、今作で初めて見る女優さんでしたが、凄かったですね。
物語は、車の事故シーンから始まります。 横に乗っていた夫はどうやら亡くなってしまったようですが、妊娠していた妻は助かります。 そしてお腹の子供も無事で、ようやく出産が近づいてきました。
クリスマスになり、明日出産をしようと医師に言われます。 陣痛が起きなければ誘発剤を使うと言って一旦家に帰されるサラ。 母が一緒に過ごそうと言いますが、彼女は一人でいることを選び、今付き合っているジャン・ピエールに朝に来て欲しいとお願いをします。
しかしその夜、チャイムがなり、謎の女性が現れます。そして恐怖の一夜が始まります。
今作は、リメイクされ「インサイド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15605468 という作品でそっちを先に見ていました。 ただ、今作はオリジナルであり、ノーカット版ということで、凄かったですね。 途中で謎の女の正体はわかりますが、それでも執念というのは恐ろしいなあと感じます。 誰も得をしないエンディング、凄まじいの一言でした。
この事故で夫を失う
しかしお腹の赤ん坊は無事だった
そして出産前日この女が
殺されるのか?
しかし反撃を試みる
警察は追い払われるが
邪魔する者には容赦はしない