2004年作品、塚本連平監督、滝沢沙織 井澤健 永井大 高樹マリア出演。
高校3年生の夏、榊ヨウコ(滝沢沙織)はある事故をきっかけに亡霊が見えるようになって以来、仕事運にも男運にも見放され、現世に現れて人々を悩ませる幽霊と直接交渉し、成仏させるゴーストネゴシエーターの仕事をしていた。 そんなヨウコにも恋人(永井大)ができ、ゴールイン寸前と思われたが、デート中にボス(菅田俊)から依頼が来てしまう。 その内容は、八王子の音大に亡霊が出没したというものだった。
ヨウコは嫌々ながらもボスの「退職金を弾む」の声に、デートを中断して現場に向かう。
心霊ホラーコメディですね。
監督は塚本連平、「今日も嫌がらせ弁当」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15985749 はいい作品でしたね。
主演は滝沢沙織、多くのドラマに出演していて、映画作品もありますが、私はあまり見たことがありませんでした。 歯切れのいい主人公役でした。
井澤健も初めて見る俳優さんのようです。
南野陽子は、「いのちの停車場」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/03/060000 が近作ですね。
物語は幽霊に対して、対応する仕事をしているヨウコのお話です。 ゴーストネゴシエーターと言って、幽霊にいろんな手を使って成仏させる仕事ですが、彼女は幽霊に威圧的に、喧嘩腰で追い払うやり方をしているネゴシエーターでした。 対話型の社員もいますが、彼女はこの仕事に見切りを付けていました。 そしてやっと見つけた恋人と、結婚してお豆腐屋をやろうと計画をしていました。
そんな時、最後の仕事を終わらせ、婚約者の母と会うことになっていたヨウコに、厄介な依頼が入ります。 一方社長の外古場は借金を抱えており、金になりそうな難事件をOKしてしまい彼女に退職金を弾むと言って行かせることに。 しかしこの事件は本当に厄介な事件でした。
まあ、全く怖くない心霊もの。 基本はコメディで、仕方がないんですが、キャストはけっこう豪華なんですね。 脇役にも有名な役者さんが並び、コスト割れしないかな?と思っちゃいます。 そのため当初は「ゴーストネゴシエーター」だった題名が急遽「ゴーストシャウト」になった経緯があるようです。