anttiorbの映画、映像の世界

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ホムンクルス

2021年作品、清水崇監督、綾野剛 成田凌 岸井ゆきの 石井杏奈 内野聖陽出演。

一流ホテルとホームレスが溢れる公園の狭間で車上生活を送る、記憶も感情も失くした名越進(綾野剛)。 彼の前にある日突然、医学生・伊藤学(成田凌)が現れる。

伊藤は名越に、期限7日間、報酬70万円を条件に、第六感が芽生えるという頭蓋骨に穴を開けるトレパネーション手術を受けるよう持ち掛ける。 名越は手術後、右目を瞑って左目で見ると、人間が異様な形に見えるようになる。 伊藤はその現象を、「他人の深層心理が視覚化されて見えている」と言う。 そして彼は、その異形をホムンクルスと名付ける。名越が見たものは真実なのか、それとも脳が作り出した虚像の世界なのか? そしてその先に待っている結末とは……?


これは面白かったですね。 カルト作品ですが引き込まれます。
監督は清水宗、「樹海村」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/03/060000 が近作ですね。
主演は綾野剛、「ヤクザと家族 The Family」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/04/060000 に出演していました。
成田凌は、「まともじゃないのは君も一緒」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/03/28/060000 は秀作でしたが、私の近くのシネコンはこれから公開のようです。
そして岸井ゆきの、「空に住む」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/31/060000 に出演していました。


物語は、記憶をなくしていて、車上生活でホームレスと交流しながらホテルで食事をするという、二重生活をしている名越が、ある日医学生に自分の研究の被験者になってほしいと言われます。

トレパネーション手術で、人間の深層心理が見えるという理論を実証したいということでした。 お金には興味がありませんでしたが、記憶をなくした自分に何かが起こるのでは?そんな気になり、1週間の被験者になっていきます。
そして彼は左目で異様なものが見え始めます。 人間の中で、奇妙な姿をしているものが見えたり、どうやらある人間の深層心理が見えていることがわかってきます。


今作は、山本英夫原作コミックスですが、これは絵次第ですが、ちょと惹かれるお話のようですね。 全15巻で完結しているようですが、どういう描写になっているのかが気になりますね。 登場人物は少ないながら、適材適所というか、面白い配役もなかなか良い作品の仕上がりになっています。


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名越の前に現れた伊藤

 

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彼は前頭葉に穴を開けさせてほしいという

 

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そして左目で見ると

 

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おかしな人間が

 

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見えてくる

 

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そしてロボットに見える男は?

 

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