anttiorbの映画、映像の世界

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走馬灯株式会社 ⑨

2012年作品、三木康一郎 宮下健作 筧昌也演出、香椎由宇主演。
第9話 杉浦克巳(40)

路上に倒れていた男(橋本さとし)は、救急隊員の呼びかけに、自分の名前を言うことが出来なかった。 持っていた免許証には「杉浦克巳」と書かれているが、男には覚えが無い。 頭部に外傷は無く、検査でも異常が見られないことから、どうやら心因性の記憶喪失のようだ。 自分の家らしきマンションに戻った男が、ふと周囲を見渡すと、赤と青の歯ブラシやペアのマグカップ、髪留めのシュシュが。しかし、何も思い出せない・・・。
そんなある日、街をさまよい歩いていた男の目の前をビニール袋が舞う。 男がその先に視線を向けると「走馬灯株式会社」と書かれたドアが。 中に入った男は、案内人の神沼(香椎由宇)から、これまでの自分の人生が記録されたDVDを渡される。

早速、記憶を取り戻すべく「杉浦克巳」の最近の映像を見始める男。映像では、妻の由実(菊池麻衣子)と仲むつまじく暮らす杉浦が。 しかし、映像を進めていくうち、男の目に入ってきたのは・・・。


橋本さとしは、「新解釈・三國志」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/12/21/060000 に出演していました。
菊池麻衣子は、記事にした作品はなかったです。


さて今回は、記憶喪失らしい男のお話です。 今までは知っているはずの自分の生涯を振り返ったり、知らなかった幼少期とか、見過ごしていたこと、さらには関わりのある人物の過去を見ることでしたが、記憶喪失という、全く自分を1から探るという面白さがある設定でした。
しかし記憶喪失になること自体、何か良くないことがきっかけだったりしますよね?逆に怖いことをし始める感覚でした。


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