anttiorbの映画、映像の世界

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走馬灯株式会社 ⑦

2012年作品、三木康一郎 宮下健作 筧昌也演出、香椎由宇主演。
第7話 今泉安彦(49)

製薬会社で働く49歳の今泉安彦(平田満)は、専業主婦の照美(山下容莉枝)、浪人生の長男・明(菊田大輔)、高校生の長女・奈々(岡野真也)、小学生の次女・純子(國光真央)の5人家族。 しかし、家族の間に会話はなく、安彦はうだつの上がらない亭主・父親と罵られる毎日だ。
ある日、安彦は会社から解雇を宣告される。 リストラされたことを家族に告白すると、妻や子供達から次々と罵声を浴びせられる。 落ち込んだ安彦は酒を浴びるように飲み、一人愚痴る。 隣の部屋からは、家族がこそこそと何かを話している声が聞こえてくるが、酔っている安彦はそのまま眠ってしまう・・・。
翌日から就職活動を始めた安彦が、求人情報誌を手に道を歩いていると、ふと「走馬灯株式会社」と書かれたドアが。中へ入ると。 そこに案内人の神沼(香椎由宇)がいた。会話がかみ合わないながらも、安彦はこれまでの自分の人生が記録されたDVDを見ることに。 何となく映像に見入る安彦は、そこで家族が自分のことをどう思っているのかを知り、愕然とする。
家族への不信感がつのる安彦。 そんな折、今泉家に強盗が入り、犯人に襲われた安彦は負傷する。本当に強盗の仕業なのか?それとも・・・。 真相を確かめるため、もう一度「走馬灯株式会社」を訪れた安彦だったが、そこへ家族もやって来て・・・。


主演は平田満、「浅田家!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/21/060000 が近作の出演ですね。
そして妻役は山下容莉枝、「3年A組 ―今から皆さんは、人質です― 」 の4話 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15912214 と8話 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15915985 に出演しています。


物語は5人家族のお話です。 サラリーマンの父・安彦ですが、なんとリストラにあってしまいます。 なかなか言い出せずにいましたが、とうとうバレた時、家族からは非難轟々になってしまいます。
そしてどんどん荒んでいく安彦、そして走馬灯株式会社に巡り合います。 そこで家族は何かを計画していることを知ります。
今作も2段落ちで、ホッコリと、地獄行きが短時間でやってきますね。
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