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スノーマン 雪闇の殺人鬼

2017年作品、トーマス・アルフレッドソン監督、マイケル・ファスベンダー レベッカ・ファーガソン シャルロット・ゲンズブール ヴァル・キルマー出演。

冬のノルウェー。豪雪の山間部で暮らす少年と母親の元に警官の”ヨーナスおじさん”がやってくる。 彼は2人に生活用品を渡し、少年に歴史のテストをし、少年がつかえるたび、隣で見ている母親を殴りつけ「もっとしっかり教えろ」と言う。 母親は椅子から転げ落ち、少年はその手からこぼれ落ちたコーヒー豆を拾って庭に出て、その豆を口に見立てた雪だるまを作り始める。
彼が戻ると、ヨーナスと母親は2階の寝室で行為を終えた直後で、少年の視線に気づいた母親は「あなたの子だと奥さんに話す。 奥さんは皆に言いふらすわ」と言う。 ヨーナスは慌てて身支度をして「では2度と会わん」と言い、そそくさと出て行く。
少年はヨーナスに取りすがり、母親は少年と車で後を追うが振り切られ、母親は凍りついた湖畔を走行中、ハンドルから手を放し、車はのろのろと凍った湖面に侵入、少年がサイドブレーキで停止させる。 間もなく軋み音がして車が沈み始め、少年は車外に逃げて懸命に母を呼ぶが、母親は無表情でドアをロックしたまま、車と共に湖に沈んでいってしまうのだった・・・
現代のノルウェーオスロ。 酔いどれて雪の公園の小屋で気づいたハリー・ホーレ(マイケル・ファスベンダー)は、気まずそうにその場を逃げ出す。 自宅アパートには勝手にカビ取り業者が入って作業を始めていて、息子オレグ(Michael Yates)の誕生日プレゼントだったチケットを渡し忘れている事に気づく。
彼はオスロ警察のベテラン警部で、画廊に勤める元妻ラケルシャルロット・ゲンズブール)と妻の連れ子で高校生の息子オレグがるが、ラケルは医師のマティアス(Jonas Karlsson)と再婚、オレグは元妻夫妻と暮らしている。
警察署では新しい情報システムが導入され、説明会が行われていた。 それは本部のコンピューターと直結した指紋認証式の情報端末で、録音や録画、指紋照合などが即座に行えますが、サイズは少々大きめだった。 ハリーが溜まった郵便物を抱えてラウンジに座るなり、ハーゲン部長(Ronan Vibert)がやってきて「叔父が死んだ」と言い訳する彼に「休暇願はきちんと出せ、もう庇えないぞ」と注意される。
その郵便物の中には、幼い字で書かれた差し出し人不明の封筒があり、中には「刑事さん あれじゃ凍死しちまうよ あんたが寝てる間 ママを見てた あんたがこれを読む頃、俺はママに…」というメッセージと雪だるまが描かれたカードが入っていた。
これがある意味挑戦状だということはまだ誰も知らなかった。


なかなか衝撃的な邦題ですね。
監督はトーマス・アルフレッドソン、「裏切りのサーカス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/7862083 を記事にしていますが、難解でした。
主演はマイケル・ファスベンダー、「X-MEN:ダーク・フェニックス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15983070 が近作です。
レベッカ・ファーガソンは、「ドクター・スリープ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/20/060000 が近作となります。


物語は衝撃的な母親の自殺を見た少年から始まります。 これが全ての始まりでした。
ハリーは優秀な警部でしたが、妻と別れ、子供も手放し一人暮らしをしています。 そんな彼の元に雪だるまを描いた手紙が。 そして殺人事件が起きていきます。 そして外には必ず雪だるまが不気味に立っています。


今作は、雪深いノルウェーが舞台で、心まで凍ってしまうようなお話になっています。冒頭の話はちょっと昔の話なんで、犯人の冷酷さがどこで生まれていったのかが、ここに凝縮されていますね。 ヒロインの悲しいシーンもありますが、そこがこの作品を引き立てている気もします。


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カトリーネとコンビを組むハリー

 

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しかし殺人事件が起こる

 

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そこには雪だるまが

 

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そして彼女も

 

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犠牲に

 

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捜査が始まり

 

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カトリーナは単独でも動くが

 

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