2007年作品、デイヴィッド・スレイド監督、ジョシュ・ハートネット メリッサ・ジョージ マーク・ブーン・Jr ベン・フォスター出演。
冬になると30日間、太陽が昇らない街がアメリカ最北端にあった。 その街の名は、バロウ。 ヴァンパイアが実在するこの世界。 太陽が苦手なヴァンパイアにとって、冬のバロウは格好の狩場になる。
ヴァンパイア軍団のリーダーであるマーロー(ダニー・ヒューストン)は、30日間太陽が昇らない街であるバロウに目をつける。 この町で保安官を勤めるエバン(ジョシュ・ハートネット)の元に、不吉な様子をかもし出した謎の男がやってくる。 その男は、ヴァンパイア軍団のリーダーであるマーローによって、送り出された人間だった。謎の男は、この街に悲劇が起こると伝える。 すると、口火を切ったように、ヴァンパイア軍団がバロウで人間狩りを始める。
保安官のエバンは、虐殺される住民たちを目の当たりにして、謎の男に怒りをぶつける。 しかし、謎の男から何か重要なことを聞き出す暇もないまま、ヴァンパイアに殺されてしまう。ヴァンパイア軍団は知力が高かった。 そのため、発電所を破壊して、電気を止めた。 そして、通信網を断った。
救援を呼べなくなり、孤立したバロウの住民から、順に襲って行った。 さらに、巧みな罠を仕掛ける。 捕虜にした住民を利用して、生存者をおびき寄せたりする。このような知力に富んだ作戦とその残虐な獣の力によって、次々にバロウの住民達は犠牲になっていく。 抵抗する保安官のエバンだが、自分の手の届く範囲の人間を助けることが精一杯だ。
これはなかなかのヴァンパイアものでした。
監督はデヴィッド・スレイド、「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/06/24/060000 を記事にしています。
主演はジョシュ・ハートネット、「オー・ルーシー!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15499365 を記事にしています。
メリッサ・ジョージは、「スティーヴン・キング 骨の袋」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/06/23/180000 を記事にしています。
物語は、バロウで起こった侵略事件です。 バロウというのは30日間太陽の出ない街でした。ヴァンパイアにはもってこいの場所、そしてマーローというヴァンパイアのリーダーが、バロウに目をつけます。
保安官のエバンの元に、この侵略計画を伝える謎の男が、しかし実態がまだわからない街の住民が、この後恐怖の30日間を過ごしていくことになっていきます。
吸血鬼というのは不死身ではないと思いますが、人間よりもずっと強い体躯を持っています。 「鬼滅の刃」
https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/23/060000_1
の鬼は、再生能力が桁外れにすごいですが、ヴァンパイアもそういうことが感じられますね。根底には人を喰ったり、血を吸ったりするパワーがすごいということなのかもしれませんね。
襲い掛かってきた
ヴァンパイアたち
必死で逃げるが
捕まってしまう
しかし逃げて、隠れてばかりでは
戦わないと