anttiorbの映画、映像の世界

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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん

2019年作品、野口照夫 山本清史監督、坂口健太郎 吉田鋼太郎 佐久間由衣 山本舞香出演。

ある朝、長い間単身赴任で一緒に暮らしていない父親(吉田鋼太郎)が近いうちに専務に昇進することになりそうだと母親(財前直見)に聞かされた岩本アキオ(坂口健太郎)は、ちょうど会社の先輩吉井(佐藤隆太)が父親の葬式があったがおやじのこと何も知らなかったという話しを聞かされ、父親との思い出を振り返る。
アキオの父親岩本暁は寡黙でほとんど会話もした事がなかったが、休日にまで仕事の事を考える仕事人間だった。  父親との思い出は一緒におもちゃ屋に行って買って貰ったファイナルファンタジー3。  夜に一人でプレイしている父を見かけ、アドバイスし父親が光の戦士になるのを見届けた。
アキオのデータでラスボスくらやみのくも直前ダンジョンまで進むと、父と一緒に倒しに行こうと父の都合を聞き、金曜日の夜に一緒に行く約束をしたが、その週末から父は忙しくなり休日も仕事をしている間に、待てなくなったアキオは一人でくらやみのくもを倒してしまった。
その事がきっかけでばつが悪くなり、コミュニケーションは一層に減っていった。 そんな父との事を思い出していると、急に父親が仕事を辞めて実家に戻ってきた・・・
何があって退職したのかよくわからないが、とにかく父親の事をちゃんと知りたいと思ったアキオはFF14の世界の友達にも相談し、正体を明かさずに父と交流する“光のお父さん計画”を考え、PS4FF14を退職祝いとしてプレゼントし、FF14の世界エオルゼアに招待した。
 
FFをやったことのない自分は、これは見逃していました。
監督は野口照夫と山本清史、全体監督を野口照夫なんですが、「薔薇とチューリップ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15953867 を記事にしています。
そしてエオルゼアパートは山本清史、「職場怪談」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15620773 を記事にしています。
主演は坂口健太郎、「仮面病棟」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/16/060000 が近作です。
そして吉田剛太郎、「今日から俺は!!劇場版」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/07/23/060000 が近作出演です。
 
物語は、父との接点がないまま社会人となったアキオ。 父は忙しく、仕事人間で、でもアキオが父との接点が過去にあったことが心に引っかかっています。 それはFF3を一緒にやる予定を、父の忙しさから勝手に進めてしまった過去でした。 それから気まずくなり、だんだんと会話も無くなって行って今に至るのでした。
しかしある日突然父が会社を辞め、家にいることになります。 家族も理由がわかりませんでしたが、アキオはチャンスと思い、最新版のFF14を父にやらせようと画策を始めます。
 
今作は、FFシリーズを知っていないとどうかなと思っていたので、劇場版をスルーしてしまいました。 でもこれは見たら泣いちゃったでしょうね。
FFシリーズを中心にしてこんなドラマを作れるなんて、日本ならではの作品かもしれませんね
これは秀作でした。
 

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子供のころの父との思い出だったが

 

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フライングをして父との会話は少なくなってしまった

 

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しかしある日父はいきなり退職

 

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家族も理由がわからない

 

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そして何とか父と距離を縮めたいアキオは

 

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FF14に父を導く計画を立てる

 

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