2021年作品、橋本一監督、坂口健太郎 北村一輝 吉瀬美智子 木村祐一出演。
2021年、東京。高速道路でハイヤーが暴走し、政府高官が死亡。 桜井(吉瀬美智子)率いる三枝(坂口健太郎)ら長期未解決事件捜査班は、事故は仕組まれたもので、事件ではないかと疑う。 一方、2009年の東京でも相次いで政務官が交通事故死しており、警察は事故として発表するものの大山(北村一輝)だけは事件性を疑っていた。
23時23分、一台の繋がるはずのない無線機が再び鳴り出し、現在と過去が繋がる。 脅威のバイオテロから日本を救うため、陰謀渦巻く深い闇に現在と過去から立ち向かう。
さて、いよいよ劇場版ですね。
監督は橋本一、「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/9415405 を記事にしています。
そして今作の重要キャラは結構いますね。
杉本哲太は、「記憶屋 あなたを忘れない」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/27/060000 が近作です。
田中哲司は、「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/04/060000 に出演していました。
鹿賀丈史は、「みをつくし料理帖」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/26/060000 に出演していました。 すっかり悪役のドンが似合いますね。
そしてヒロイン役で奈緒、上記作品にも出ていましたが、「事故物件 恐い間取り」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/09/060000 でヒロイン役をしていましたね。
さて、ようやく2021年となりました。 そしていきなり起きた派手な事故。 高速からハイヤーが降ってきました。 しかしどうやらこれは政府高官の三谷を暗殺し、ハイヤーの運転手ともども何らかの毒物で殺したようでした。 記者会見で刑事部長がある記者から突っ込まれ、ヘロンという毒物が使われた疑いがあることを認めます。
しかしこのヘロンの事件は過去に起こっていた事件と関連性があると思われましたが、その事件を起こしたカルト団体はすでに根絶されていることが警察から宣言されています。 未解決班は当初この事件の担当ではありませんでしたが、この一件にも大山との通信がつながったことから、自分たちの操作すべき事件ということになっていきます。
さて、集大成のようなこの作品ですが、とうとう官房長官の悪事までにつながっていきます。 ヘロン事件というのは、やはり日本ではあのサリン事件を思い起こさせますね。 穿った見方をすると、どこかであういう開発は秘密裏に行われているんじゃないかと、そんな寒気が走るお話でもありますね。
しかしこれでこのドラマはどうやら終わりではないようですし、続編が作られてもおかしくないエンディングになっています。
ヘロンを使った事件だと認める刑事部長
それを突っ込んだ記者
そしてまた無線がつながる
大山に事件の真相を調べる依頼をする健人
そして未解決班も動く
それは大山の時代に怒ったテロと関係が