個展開催のため来日した世界的若手現代アーティストのネロ(ジュノ)。 彼には学校で同級生だったミョンア(玄理)がマネージャーとして着いている。 世界的な存在になったことから、贋作が出回り、いちいちミョンアはチェックして、出元がわかれば訴訟を起こす手はずをしている。
しかしある作品を見たとき、ネロは微妙な反応を見せる。
一方温泉好きの留学生デウォン(ジュノ二役)は、テレビで自分に似ているネロのことをジンイル(チャンソン)に教えてもらうが、彼はあまり興味がない。 デウォンが好きなのは温泉、今回も老舗旅館に行って温泉にいく計画を立てていた。
その温泉旅館は、女将の急死でてんてこまいになっていた。 花屋でバイトをしていた跡取り娘・かおり(谷村美月)が呼び出され、しばらく旅館の若女将修行が始まる。 ベテラン仲居の悦子(ふせえり)の指導の元、嫌々ながら予約の客は断れないと仕事を始める。
かおりの父は彼女が幼い頃に旅先で亡くなっていたが、彼は画家だった。 しかし売れることは無く、作品は旅館に飾られていた。 その価値はかおりは理解できなかった。
デウォンはのんびり温泉につかっていたが、石鹸ですべり、かおりに開放される。 石鹸を転がしていたと反省したかおりは、デウォンに好きなだけいていいと言い、しばらく面倒を見る事に、そこにネロがやってくる。 ここにあった作品を見るために。その作品とはかおりの父の作品だった。
そこで自分と瓜二つのデウォンと出会うネロ、ネロは “ある目的” のために、デウォンに自分と入れ替わるよう依頼する・・・
邦画ですが、主要キャラを韓国俳優が占めています。
監督は野口照夫、作品を見たことの無い監督です。
主演はジュノ、「監視者たち」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14197287.html に出演していました。
そして玄理、「こどもつかい」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14994063.html に出演しています。
物語は、世界的な現代アーティストになったネロと、温泉好きのデウォンが瓜二つで入れ替わるお話です。
ネロにはある過去があるんですね。 それまではチューリップが好きで、その絵を好んで書いていたんですが、ある日大学の担任から酷評され、奨学金を打ち切られてしまいます。 そのため彼は画風に迷い、どうしていいかわからなくなったんです。 それをそばで支えたのがミョンアでした。
一方、デウォンはのんびりとした学生でした。 実家の電気屋を継ごうか、迷いながら一応電気工学を学びに日本に留学に来ましたが、どうしようか迷いながら好きな温泉めぐりをしています。
そして、母のあとを継いで温泉旅館をどうするか迷っているかおり、三者三様で新しい道を見つけていくんですね。
今作は中々可愛い作品、でもGW中だったんで、ジュノ人気でぎっしり満員でした。 韓流スターはまだまだ健在ですね。
ネロは個展開催の為来日
そのニュースを見ていたデウォン
そして女将が亡くなりかおりが手伝いに
デウォンはしばらくここで厄介になるが
そしてネロは実は彼と入れ替わっていた
一方デウォンは、ネロの代役を必死にこなしていた