anttiorbの映画、映像の世界

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この世に私の居場所なんてない

2017年作品、メイコン・ブレア監督、メラニー・リンスキー イライジャ・ウッド デヴィッド・ヨウ ジェーン・レヴィ出演。

ルース・キムケ(メラニー・リンスキーは看護助手として働く一人暮らしの女性。 お人好しな性格ゆえ、スーパーでは他人が落とした商品を代わりに拾い、道を渡るときには車に先を譲り、自宅では庭に放置された犬のフンを片付け…と割を食ってばかりの毎日を過ごしている。
そんなある日、帰宅したルースは空き巣に入られた痕跡を見つける。 ラップトップパソコンや祖母の形見である銀食器などが盗まれていた。 警察に通報し家まで来てもらうが、ルースが施錠を怠っていた可能性が高いことから、警察は捜査に乗り気でない様子だった。
自宅の庭で犯人の足跡を発見したルースは、石膏で足型を作る。 そしてあまり期待はせずに盗まれたパソコンの位置情報を検索した。 すると、しばらくしてとある住所が指し示された。 驚いたルースは警察に連絡を入れるが、やはり取り合ってもらえない。 警察の協力を諦めたルースは、車で表示された住所まで向かった。
目標の場所まで辿り着いたものの怖気付いて家まで戻り、近所に住む男性トニー(イライジャ・ウッドを連れていくことにする。 大音量で音楽を流しながら日々筋トレに励み、ヌンチャクや手裏剣を所持している変わり者の隣人であった。
位置情報が示した場所は、やさぐれた若者たちの溜まり場になっている家屋だった。 トニーがヌンチャクと手裏剣で威嚇してくれたため、パソコンを取り返すことに成功する。 ルースは他に盗まれていた銀食器の場所を尋ねたが、パソコンを使用していた男は委託ショップで購入したのだと言う。 店の住所を聞いて帰って来た2人は、ルースの家でお酒を飲みながら一晩中騒いだ。
一方、とある家で行われているパーティーに紛れ込んでいる男(デヴォン・グレイ)がいた。 金髪のその男は2階で宝飾品を盗むと、疑いの目を向けてきた家主を殴って逃げ出した。 そのまま森の中へ入っていき、待機していた女(ジェーン・レヴィ)とボスの男(デヴィッド・ヨウ)と合流。男が盗んできた宝飾品をボスに渡すと、ボスはもう少しだ、と呟いた…
 
コメディと思いきや最後はサスペンスアクションとなります。
監督はメイコン・ブレア、監督初作品で、出演作としては「ゴールド/金塊の行方」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14960284 があります。
そしてイライジャ・ウッド、当初は彼とわかりませんでした。「ラスト・ウィッチ・ハンター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14474514 を記事にしています。
 
物語は、一人の女性が空き巣に入られたことから始まります。 すぐに警察に届けますが、戸締りが悪かったと決めつけられ、警察はやる気がありませんでした。 何とか自力で、パソコンと、祖母の形見を取り戻そうと、奮闘するルース。 そして見つけましたが、一人ではいけません。 そんな時変わり者の隣人・トニーに協力を仰ぐと、彼は意外な実力を見せてくれます。 何とかパソコンは取り戻しましたが、盗んだ犯人と、祖母の形見が見つかりません。 しかしそれを買ったリサイクルショップを突き止め、そこで犯人らしき男と、その一味を突き止めます。
 
今作はだんだん面白くなってくるお話なんですよね。 犯人の集団も何かおかしいんですが、それなりの理由があり、最後は殺伐とした展開になって行くのが意外性が高いんですよね。
 

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空き巣に入られたムース

 

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トニーに助けを求め

 

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パソコンは取り戻したが

 

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一味は強盗もしていて

 

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この家を狙っていた

 

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そして反撃をされ

 

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