anttiorbの映画、映像の世界

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グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~

2020年作品、成島出監督、大泉洋 緒川たまき 犬山イヌコ 小池栄子出演。


戦後の混乱から復興へ向かう昭和のニッポン。 闇稼業で小金を稼いでいた文芸誌編集長の田島周二(大泉洋)は、優柔不断なくせに、なぜか女にはめっぽうモテる。  気づけば何人もの愛人を抱え、ほとほと困っていた。 そろそろまっとうに生きようと、愛人たちと別れる決心をしたものの、別れを切り出すのは至難の業。  一計を案じた田島は、金にがめつく大食いの担ぎ屋・キヌ子(小池栄子)に「嘘(にせ)の妻を演じてくれ」と頼み込む。 そう、キヌ子は泥だらけの顔を洗えば誰もが振り返る女だったのだ! 男は女と別れるため、女は金のため―。 こうして、水と油のような二人による“嘘(にせ)夫婦”の企みが始まった…


おおもとは太宰治の未完の作品を、ケラリーノ・サンドロヴィッチ小林一三)が舞台化するために大幅に仕上げたということですね。
監督は成島出、「ちょっと今から仕事やめてくる」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14947452 が近作ですね。
主演は大泉洋、「そらのレストラン」  https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15872003 が近作ですね。
そして小池栄子、「記憶にございません!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/22/060000 が近作となります。


物語は、戦後の混乱期に財を成し、編集長までのし上がった田島周二のお話です。 モテモテの彼は愛人が多くいますが、いまだに疎開先から妻と娘を呼び戻していませんでした。 そしてそろそろ生活をしっかりしたいということで、愛人整理をしようということを思いつき、アドバイスを漆山連行という小説家に請います。 そして彼が言うには偽の妻を連れて、一人ひとり決着をつけること。 でもそれは美女じゃないと愛人は納得しない。 そして美女探しを始めます。

やっと見つかったのは映画館、でもそこで見つけた女の正体は、大食いで怪力、普段は真っ黒な顔で行商しているキヌ子でした。 そして彼女は報酬欲しさに、協力をしてくれますが。


今作は、やはり小池栄子につきますね。 どんな作品でもしっかりこなす、名女優といってもいいですね。 プライベートでは、夫の借金を彼女が返済しているといううわさもありますが、彼女の今回の役割はなかなか難しいところでしたが、しっかりと面白い部分と、ヒロインの二本立てで演じていました。

もうちょっと愛人軍団が出てくると思いましたが、10人くらい登場させて、連続ドラマにするのもいいかもしれませんね。

 

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漆山の助言で

 

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美女見つけ

 

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そしてまずは花屋の女性

 

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そして絵描きの女性

 

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さらにキヌ子にも仕掛けるが失敗

 

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その時突然妻が上京

 

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