anttiorbの映画、映像の世界

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3年目のデビュー

2020年作品、竹中優介監督、井口眞緒 潮紗理菜 影山優佳 加藤史帆出演。

人気アイドルグループ「日向坂46」の姿を追ったドキュメンタリー。 2019年2月に「けやき坂46」からの改名を経て、NHK紅白歌合戦に初出場するまでの躍進をとげたデビュー1年目に密着。
自分たちのアイデンティティを模索し続けた「けやき坂46」としての3年間や、改名という大きな変化をきっかけに新たなスタートを切り、数々の試練を乗り越えようとするメンバーの苦悩を映しだす。
 
上記の出演者は、卒業生は休業しているメンバー、そして在籍中のメンバーですね。
監督は竹中優介、「アイドル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15737448 というSKE48のドキュメンタリー以来の監督作品ですね。
もちろん日向坂46のドキュメンタリーですが、後で書こうと思っていますが、日向坂46は、「セルフ Documentary of 日向坂46」 というTBRチャンネルでもドキュメンタリーを6回にわたって放送されていますし、今作はそのシーンも登場します。
 
彼女たちは、もともと、欅坂46(漢字欅)のアンダーグループとして誕生しました。しかしそれは表向きで、最終オーディションに参加できなかったのに、特例として参加することになった長濱ねるを、すんなりと漢字欅に入れないで、彼女のために作ったのが“けやき坂46”通称ひらがなけやきでした。
しかしコンセプトとして、乃木坂のように毎回選抜が決まり、漏れた者がアンダーとなるシステムではなく、全員漢字欅は選抜され、だったらひらがなの役割は? 不透明でな存在でした。 
初めこそ、漢字欅冠番組で紹介されたり、たまにコラボ企画はありましたが、後はライブでひらがなのカップリング曲を歌うくらい。 彼女たちの存在意義は、長濱ねるを光らせるためという、なんとも理不尽な誕生の仕方でした。
自慢ではありませんが、私は初めねるがひらがな紹介をした時から、何か惹かれるものを感じていました。 まず目に留まったのはきょんここと齋藤京子でした。「ラーマン大好き齋藤京子です」のフレーズで、BSで冠の単発番組が作られたり、ねる以外で初めて注目されました。
それをきっかけに、他のメンバーを覚えていきましたが、やはりやはり冠番組の「ひらがな推し」が2018年4月から始まったときでしたね。 ここで決定的に全員を覚えることができ、「Re:Mind」というドラマで、それぞれの存在がくっきりと確認でき、そしてここで2期生が少しずつ絡んできました。
 
武道館スリーデイズ、オリジナルアルバム、そしてようやく始まった冠番組、今の「日向坂で会いましょう」 に繋がって行きます。
しかしひらがなのままではなかなか単独シングルを出さないでいた彼女たち、そしてとうとう改名をします。 いや彼女たちにとっては昇格、覚醒という瞬間だったかもしれません。
もちろんひらがなに馴染んできたときでもあり、葛藤のあるメンバーもいたようですが、前に進むために、未来を広げるために必要なことだったと思いますし、私は、ある呪縛から解き放された瞬間だと思います。
 
今作は、今までの苦労の下積みからカメラで追っていたドキュメンタリー、でも竹中P監督なんで、正直で、優しい作りになっています。 昔のAKB48と比較すると、やはり刺々しい部分はあまりなく、でもそれがハッピーオーラの彼女たちにはいいのかもしれませんね。
2020年のクリスマスに、東京ドームで“ひなクリ”を開催するという発表がラストでなされますが、まさかの新型コロナの蔓延。 どうなるかは不透明ですが、彼女たちの誠実で明るい前進は、大きな希望を見せてくれるでしょう。

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改名が決まった瞬間

 

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ひらがな時代

 

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そして日向坂となり

 

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ライブの成功

 

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ここにさらに影ちゃんと、新3期生が加わる

 

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