2020年作品、高橋栄樹監督、欅坂46出演。
2015年に、乃木坂46に続く“坂道シリーズ”の第2弾グループとして誕生した欅坂46。翌年4月にリリースしたデビュー曲がオリコンチャートで1位を獲得し、その後もNHK紅白歌合戦への出場や全国アリーナツアーの開催、ロックフェスに参加するなど人気アイドルとしての階段を駆け上がっていく。
2015年に、乃木坂46に続く“坂道シリーズ”の第2弾グループとして誕生した欅坂46。翌年4月にリリースしたデビュー曲がオリコンチャートで1位を獲得し、その後もNHK紅白歌合戦への出場や全国アリーナツアーの開催、ロックフェスに参加するなど人気アイドルとしての階段を駆け上がっていく。
公開延期となっていましたが、ようやく公開されました。
監督は高橋栄樹、アイドルのドキュメンタリー作品といえば、彼だという感じが私はします。「DOCUMENTARY of AKB48」 https://anttiorb.hatenablog.com/search?q=%E9%AB%98%E6%A9%8B%E6%A0%84%E6%A8%B9 は名作だと思います。
しかし今作は、欅坂46とは? いったい何なのか? もっと率直に言えば、平手友梨奈の存在がいかに大きかったのか? そして彼女がいないと欅坂はどういう状態になってしまうのか? その葛藤を描いた作品でした。
結成当初の平手友梨奈、あえて“てち”と呼ばせてもらいますが、欅坂愛と、リーダーシップ、センターとしての自覚がストレートに出ていて、理想の100点満点のアイドルです。 これは結構意外で、「欅って、書けない?」の初期のてちは、あまりバラエティでは前に出ないで、それでも振られれば物怖じはしない自然体のスタンスでした。
しかし、楽曲がどんどんアイドル像とは違うものが投入されることによって、その歌詞が鬱積した若者の代表的なメッセージとなって行くことになり、彼女の描く世界観が、どんどんアイドルグループから逸脱していきます。
ほかのメンバーは、普通にアイドルをしながら、パフォーマンスの時に切り替えるという感じですが、てちだけは24時間365日、表現者になって行き、もうそこには彼女の描く“欅坂46”と、ほかのメンバーの“欅坂46”は全く別の存在になって行く感じがしました。
ただ共通するのは、「欅坂46」に対する愛があるってことでしょうか? でも表現する世界が違っていき、その大きな嵐のような流れに、吹き飛ばされていくメンバーがどんどん逸脱していきますし、おそらくスタッフも、もう収集できなくなっていく様も赤裸々に描かれていたと思います。
今回の記事は、ちょっと映画の感想記事とは違うかもしれませんが、言い足りないことはアメブロで書こうと思います。
結成当初の”てち” 見事なアイドル
ゆいちゃんずというユニットも持っていた小林由依
小林とともにてちなき欅坂のセンターを務めていた渡邉理佐
てち無き欅坂46
MV撮影後倒れこむてち
あおいとの別れ
そして、改名が発表される