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戦国自衛隊

1979年作品、斎藤光正監督、千葉真一 中康次 江藤潤 速水亮出演。

伊庭義明 三等陸尉(千葉真一)以下、近代武器で武装した21名の陸上自衛官および海上自衛官は、演習に参加するための移動時に突然、新潟県の補給地ごと戦国時代にタイムスリップしてしまった。 戸惑っている彼らは当地の武将が率いる軍勢に襲撃される。その後長尾平三景虎(夏木勲)が家来と共に近づいて来た。 景虎は伊庭と初めて会った瞬間に「同族じゃ」と気に入り、見慣れない服装・武器に惹かれ、伊庭たちを仲間にしたいと考える。
タイムスリップした現実を容易には受け入れられない伊庭と自衛隊員たち。 再び景虎と敵対する軍勢に大量の矢で射撃され、関おさむ 二等陸士(佐藤仁哉)と堀健児 二等陸士(古今亭志ん駒)らが死亡。 伊庭と矢野隼人 陸士長(渡瀬恒彦)が機関銃を乱射して敵の陣地へ乗り込むが、景虎たちが「ご助勢かたじけない」と家来を引き連れて追いついて敵兵と切り結び、ついには敵将の首級を挙げる。
白刃で斬り合う彼らの戦いを目の当たりにしたことで、自衛官たちは戦国時代へ来てしまったことを認識。 高島春美 一等海士(伊藤敏孝)は現代へ戻ろうと爆薬に火を放とうとし、矢野はナイフを彼に投げ付けて刺殺。 隊が落ち着かない中で徐々に自分たちが戦国時代にいる現実を否応なしに受け入れていく。
伊庭は景虎から「あなたは戦国の世で生きるべき人だ」と、一緒に天下を取ろうと誘われる。 伊庭は戸惑いながらも戦国時代を謳歌していることに気づき、二人の間にはいつしか友情が芽生えていた。 部下たちもそれぞれに戦国時代と向き合い、近隣の農民やその娘たちと交流。 三村泰介 一等陸士(中康次)は娘の一人と恋に落ち、野中学 一等陸士(三浦洋一)は老婆に自分の祖母を思い出し、根本茂吉 二等陸士(かまやつひろし)は川で魚を獲る少年と出会い、その母親や兄弟と親しくなっていく。
新潟の演習中に脱走し、駆け落ちをするつもりだった菊池弘次 一等陸士(にしきのあきら)はタイムスリップしたことをいまだに信じられず、隊を無断で離れ、婚約者の新井和子(岡田奈々)と待ち合わせをするはずの場所へ向かう。 しかし山中で武装した武者たちに襲われ、同行した西沢剛 一等陸士(鈴木ヒロミツ)が殺されてしまい、菊池も和子の名前を叫びながら崖から転落する。
現代にいる和子は相馬野馬追を観ながら、菊池が来るのを待ち続ける。 一方、県信彦 一等陸士(江藤潤)、木村治久 三等陸曹(竜雷太)、小野章一郎 三等海尉辻萬長)らは現代に戻ろうと、原住民と交流することは歴史を変えてしまうと、慎重な対応をしていた…
 
キャストも豪華で、設定も奇想天外な作品でした。
監督は斎藤光正、記事にはしていませんが見た作品はありますね。
主演は千葉真一、「エイプリルフールズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/12902669 を記事にしていますね。
そして当時は夏木勲と名乗っていた夏八木勲、元は夏八木でしたが、最後は戻したんですね。「永遠の0」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/10822773 に出演していましたね。
 
さて自衛隊が演習中、不可思議な現象に合い、戦国時代にタイムスリップをしてしまうお話です。 伊庭義明たちが遭遇したのが、戦国武将の陣取り合戦です。 そして勝ち抜いた武将が天下を取るという、弱肉強食の時代でした。 そこで転嫁を狙う長尾景虎と出会った伊庭は、この世界に、そして景虎に生き方に、どんどん憧れていきます。
 
今作は設定はおそらく上杉と武田の戦いの渦中でしょうが、ここでも景虎こと謙信はちょっと実際の今に伝わる上杉謙信とは違いますね。 どちらかというと信玄の方が近い気がします。 玉砕というそんなお話ですが、当時としては男のロマンということになるんですかね?
 
 

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タイムスリップした自衛隊

 

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戸惑う隊員たち

 

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そして戦闘に巻き込まれ

 

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ようやく戦国時代に来たことがわかる

 

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伊庭は景虎と意気投合する

 

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しかし時代は彼らを許さなかった

 

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