anttiorbの映画、映像の世界

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望み

2020年作品、堤幸彦監督、堤真一 石田ゆり子 岡田健史 清原果耶出演。

一級建築士の石川一登(堤真一)は、自らが手掛けた自宅で妻・貴代美(石田ゆり子)、高校1年生の息子・規士(岡田健史)、中学3年生の娘・雅(清原果耶)と暮らしていた。
規士はずっとサッカーに打ち込んできたが、怪我のためサッカー部を退部。 その後は新しくできた友人たちと遊びまわっていた。 最近では無断外泊も増え、両親を困らせていた。
ある日も、規士は夜になっても帰って来なくなる。 しかし、その晩はいつまで待っていても連絡が取れなかった。
翌日、一登たちは警察に通報しようか迷っていると、規士の同級生が殺害されたことを知る。 さらに警察の調べによると、規士も事件に関与しているとのこと。
果たして規士はどこにいるのか? そして、彼は本当に殺人を犯してしまったのか? 一登たちの重く苦しい日々が始まってしまう。


これは苦しいお話でした。
監督は堤幸彦、「十二人の死にたい子どもたち」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15850838 が近作映画となります。
主演は堤真一、「一度死んでみた」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/06/060000 の父親役をしていました。
そして石田ゆり子、「マチネの終わりに」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/22/060000 が近作ですね。


物語は幸せな4人家族に起こる悲しいお話です。 長男はサッカー少年で、優秀な選手でした。 1年でレギュラーをとりすぐにチームの中心になりましたが、しかし大怪我を負ってしまい、選手生活を断念して部活を辞めてしまいます。 そこから彼は暗い少年になってしまい、帰りも遅くなっていきます。
長女の雅は高校受験を控えていて、優秀な彼女は志望校に入れそうです。
1級建築士の石川一登は仕事も順調で、自分の家を顧客に見せ、実際に味わってもらうというやり方が好評でした。 妻も仕事をしていますが、夫の仕事には協力的です。
しかし年末にいきなり規士が帰って来なくなります。 心配した両親は警察に電話をしますが、ニュースで彼のサッカー時代の友達の死亡のニュースが流れます。

いっこうに帰って来ない息子、そして目撃者は二人の少年が現場から逃げていったことが目撃されていました。 もしかしたら規士が犯人なのか? それとも。


今作は重苦しい物語でしたね。 自分の息子が犯人なのか? それとも被害者なのか?犯人なら刑務所に、しかしもし被害者なら、殺されているかも? 父、母、妹三者三様の心の葛藤が痛ましいんですよね。 それぞれの気持ちも理解できるし、ある意味みんな正論かもしれません。


そしてSNS上の心ない騒ぎ方、露骨な嫌がらせ、堤監督はわかりやすく描いていますが、現実はもっと陰湿かもしれませんね。

 

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母と娘

 

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父と息子の規士

 

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そして帰ってこない規士を待っているとテレビのニュースで

 

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息子の生存をただ願う母のもとに

 

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この男が現れる

 

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そして一登にマスコミが殺到

 

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