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2000年作品、スティーヴン・ソダーバーグ監督、マイケル・ダグラス ドン・チードル ベニチオ・デル・トロ ルイス・ガスマン出演。


麻薬に汚染され切った大国・アメリカの首都・ワシントンD.C.で、麻薬撲滅担当の大統領補佐官に就任したオハイオ州のロバート・ウェークフィールド判事(マイケル・ダグラス)と、名門校に通う仲間らと麻薬におぼれるその娘キャロライン(エリカ・クリステンセン)。
カリフォルニア州南部の麻薬密輸の仲介を一手に担うエデュアルド・ルイス(ミゲル・フェラー)、カルロス・アヤラ(スティーヴン・バウアー)とその妻ヘレーナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)。 

そのカリフォルニアで白人たちへのライバル心を抱きつつも 麻薬密輸を撲滅すべく一心不乱に任務を遂行する麻薬取締捜査官モンテル・ゴードン(ドン・チードル)とレイ・カストロルイス・ガスマン)。
アメリカとの国境にあり、アメリカ人が求める麻薬供給ルートの中継地点となっているメキシコ最北端の都市・ティファナで、バハ・カリフォルニア州警察の麻薬捜査官として働くハビエル・ロドリゲスベニチオ・デル・トロ)とマノーロ・サンチェス(ジェイコブ・バルガス)。
それぞれの役割で、麻薬密輸とそれをなくすための戦いに関わる人物たちの物語が同時進行していく…


2000年のオスカー4部門を序章した群像劇ですね。
監督はスティーヴン・ソダーバーグ、「ローガン・ラッキー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15253461 が劇場公開作品の近作で、その後は日本未公開だったり、Netflix配信だったりの作品が続いています。
主演は誰ということではなく、主だった出演者はマイケル・ダグラス、「アベンジャーズ/エンドゲーム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15946428 が近作となります。
ドン・チードルは、上記の作品で、マーベル作品が近作となりますね。
ベニチオ・デル・トロは、「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15766852 が近作ですね。 続編が楽しみです。


物語はいくつかのシチュエーションが同時進行で動いていきますが、基本はドラッグにまつわるお話が大きな流れになっています。 アメリカ・ワシントン、オハイオ、カリフォルニア、そしてメキシコ。実の娘がドラッグ中毒となった大統領補佐官、麻薬撲滅に奔走しながら足元では家庭が崩れていきます。 ロドリゲスは、何度も命の危険をくぐり値家潜入捜査に、そしてアメリカと何度も行き来をします。


今作は、なかなか人物を追いかけるので時間を使いますね。 うまい作りだなと思ったのはメキシコでのシーンは荒い画面にしているところ、ここは過去の回想シーンなのかと思ってしまう感じでした。 殺伐としているシーンですが、なかなかここに引き付けられましたね。


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ロバートが麻薬対策の責任者

 

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しかし思うようにはいかず

 

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夫を何とか出所させようとするヘレーナ

 

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そして計画を練る

 

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一方、この二人はアメリカ国境沿いで

 

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若者の間ではびこるドラッグ

 

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