anttiorbの映画、映像の世界

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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

2021年作品、ウェス・アンダーソン監督、ベニチオ・デル・トロ エイドリアン・ブロディ ティルダ・スウィントン レア・セドゥ出演。

物語の舞台は、20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。 米国新聞社の支社が発行する雑誌で、アメリカ生まれの名物編集長(ビル・マーレイ)が集めた一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが活躍。 国際問題からアート、ファッションから美食に至るまで深く斬り込んだ唯一無二の記事で人気を獲得している。  ところが、編集長が仕事中に心臓まひで急死、彼の遺言によって廃刊が決まる。果たして、何が飛び出すか分からない編集長の追悼号にして最終号の、思いがけないほどおかしく、思いがけないほど泣ける、その全貌とは。

監督はウェス・アンダーソン、「犬ヶ島」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15529591 以来の作品ですね。
編集長役でビル・マーレイ、「デッド・ドント・ダイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/11/060000 に出演していました。
囚人役でベニチオ・デル・トロ、「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15766852 を記事にしています。

この監督の作品は、まず出演者が豪華絢爛ですね。そして使いどころがいい。 この役者さんがこんな役をやるという驚きと、なんかみんな楽しく演じている感じが強いですね。

今作でも常連組が出演する中、女看守役でレア・セドゥが大胆な構図で登場。 彼女の凛々しく、美しさをこういう形で表現するのか! という大胆な描き方は圧巻でした。構図自体は地味で、荒唐無稽な展開もありますが、それがきっちりまとまっていく、映画ならではの面白さがありますね。


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