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酔うと化け物になる父がつらい

2020年作品、片桐健滋監督、松本穂香 浜野謙太 安藤玉恵 渋川清彦出演。


普段は無口で小心者だが、酔うと“化け物”になる父・田所トシフミ(渋川清彦)と、新興宗教にハマっている母・サエコともさかりえ)。 そんな一風変わった家庭で育ったサキ(松本穂香)は、父のおかしな行動に悩まされるなか、次第に自分の気持ちに蓋をして過ごすようになっていた。

サキとは正反対で明るく活発な妹・フミ(今泉佑唯)や、学生時代からの親友たちに支えられながら、サキは家庭の崩壊を漫画に描き、笑い話に昇華してなんとか毎日を生きている。

そんなある日、トシフミに病気が発覚。 それをきっかけに、サキはこれまで知ることのなかった父のことを知り、心にしまっていた父への想いに気付き始める……


コミックス原作の映画化です。
監督は片桐健滋、「ルームロンダリング」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15599786 で初監督でしたね。
主演は松本穂香「his」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/20/060000 で、ちょっと切ない役でしたね。
父親役は渋川清彦、監督の上記作品にも出演、「37セカンズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/22/060000 にも出演していました。


物語は、酔うと人間が変わってしまう父と、そんな父から逃れようと、宗教にはまる母、そしてそつなく生きている妹に囲まれ、居場所のないサキのお話です。 子供のころは、そんな父でも慕っていた姉妹でしたが、酒を飲みながら徹夜で近所の友達を集めて麻雀をして、特にサキはだんだん父が化け物に思えてきます。 高校3年生の時、進路のことを相談しようと思っても、父はただ酔っているだけ。 そしてとうとう母が自殺をしてしまいます。
そんな中彼女は漫画を描くことだけが頼りになって行きます。


今作は、原作者の菊池真理子の自伝作品となっています。 酒に飲まれてしまう父、でも父に対して知らない部分が見えてくるのは父の病気からでした。 実はしっかり話そうとしなかったのは父ではなく、サキの方だったことにようやく気が付いた時には。
切ないお話ですが、家族というのはそういうものかもしれませんね。

 

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酒の誘いは断れない父

 

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逃げるように宗教にはまる母

 

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そして漫画を描くことになるサキ

 

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活発な妹のフミ

 

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彼は理解者だったが

 

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父は母を失っても飲んでしまう

 

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