2001年作品、滝田洋二郎監督、野村萬斎 伊藤英明 今井絵理子 夏川結衣 宝生舞 矢島健一 石井愃一 石丸謙二郎 国分佐智子 螢雪次郎 下元史朗 八巻健弐 木下ほうか 立原瞳 萩原聖人 柄本明 岸部一徳 小泉今日子 真田広之出演。
上役の依頼を受けた源博雅(伊藤英明)は陰陽師の安倍晴明(野村萬斎)の屋敷を訪れ、それをきっかけに二人は顔見知りとなる。 平安京では左大臣・藤原師輔(矢島健一)の娘・任子(国分佐智子)が敦平親王(高橋拓未)を出産し、師輔の権勢が増していった。 これに対し、娘・祐姫(夏川結衣)を入内させていた右大臣・藤原元方(柄本明)はライバルの師輔への憎悪を抱き、その心を見透かした陰陽頭・道尊(真田広之)は元方を利用して都を滅ぼそうと企む。 道尊は敦平親王に呪詛をかけて殺そうとするが、博雅の依頼を受けた晴明と巫女・青音(小泉今日子)の力によって阻止される。 これに焦った元方は二人を捕えて呪詛の罪で処刑しようとするが、師輔の命令で二人は解放される。 しかし、道尊に操られた兵士が晴明に襲いかかり、彼を守ろうとした青音が殺される。 博雅は青音が死んだことを悲しむが、彼女はその日の夜に生き返った。 驚く博雅に対し晴明は、彼女が桓武天皇の命令で人魚の肉を食べ不老不死となり、150年間都を守護してきた巫女であることを伝える。
監督は滝田洋二郎、「北の桜守」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15426419 を記事にしています。
野村萬斎は、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/07/31/060000 で家康役をしていました。
伊藤英明は、「レジェンド&バタフライ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/31/060000 に出演でした。
今井絵理子は、出演作の記事はありませんでした。
そして真田広之は、「ジョン・ウィック:コンセクエンス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/09/29/060000 に出演でした。
昨年「0」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/04/27/060000 という、若い日の安倍晴明の作品が公開されましたが、その元になった2部作の1作目ですね。
野村萬斎が安倍晴明を演じていましたが、キャストも豪華で、力作でした。
安倍晴明は実在の人物で、陰陽師というのは古代日本の律令制下において中務省の陰陽寮に属した官職の1つであり、祈祷や占術を行う役所ということが通例で言われています。
しかしこの晴明は別格の力を持っていて、いろいろな術を使う、今でいう奇術者、もっと言えばある意味超能力者のように描かれています。
まあ平安時代を舞台にしたSF作品と捉えたらいいんでしょう。