anttiorbの映画、映像の世界

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おいしい家族

2019年作品、ふくだももこ監督、松本穂香 浜野謙太 板尾創路 笠松将出演。

東京・銀座で働くキャリアウーマンの橙花(松本穂香)は、夫と別居中。最近は仕事もうまくいかず都会の生活に疲れ気味だ。 そんななか、母の三回忌を迎え、橙花は船にゆられて故郷の離島へと向かう。

ところが、実家に帰ると父・青治(板尾創路)が亡き妻の服を着て食事を作って待っていた。 唖然とする橙花に追い打ちをかけるように、見知らぬ男女が現れる。「みんなで家族になろうと思う」と父に紹介されたのは、お調子者の中年男・和生(浜野謙太)と生意気な女子高生・ダリア(モトーラ世理奈)だった。

突然の父の報告に動揺する橙花。そこへ、そんなことは一切気にも留めない様子の弟・翠(笠松将)が加わり、みんなで食卓を囲む羽目に。 おおらかな島の住人たちと暮らし始めた橙花は、次第に自分が考える常識から解き放たれ、自分らしく生きることの大切さに気付いていく……。


公開中は見れなかった作品です。
監督はふくだももこ、「君が世界のはじまり」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/08/12/060000 でも松本穂香とコンビでしたね。
主演はその松本穂香、「みをつくし料理帖」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/26/060000 を記事にしています。
浜野謙太は、「酔うと化け物になる父がつらい」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/27/060000 が映画の近作ですね。


物語は、銀座の化粧品売り場で働く橙花のお話です。 夫とは別居中で、離婚に向けた手続きでたまに会うくらい。 しかし母の3回忌で久しぶりに帰省することに。しかしそこには驚きの連続でした。 弟は国際結婚でしたが、なんと父が母の服を着て家事をするばかりではなく、それで生活をしていて、なんと結婚するというのです。 その相手は女子高校生の連れ子のいる男・和生でした。
いきなりおかしくなっている実家に耐えられず外に出て飲みまくる橙花。
しかし段々とみんなの心に触れていくと。


今作はちょっとなかなか理解しづらいお話でしたね。 ただ、父の心の穴は相当大きかったことは想像できますね。 そこにスポッとハマった和生とダリアの存在が父の再生をしてくれた、そんな感覚になりますね。

 

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