2020年作品、武正晴監督、中井貴一 佐々木蔵之介 友近 森川葵出演。
かつて腕利きの陶芸家・野田佐輔(佐々木蔵之介)と組んで贋物仕事で大勝負に挑んだ小池則夫(中井貴一)は、いまは堺を離れ京都で人気占い師の娘に軒を借りて小さな古美術店を営んでいた。 ところが、TV番組の取材でやって来た有名古美術店の主人・嵐山直矢(加藤雅也)、大御所鑑定家の億野万蔵(竜雷太)に、佐輔との過去を暴かれ大恥をかかされる。
そんな時、彼の店に父の形見をだまし取られたという着物美人の志野(広末涼子)がやってくる。 彼女にほだされた2人は、推定5000万円もすると言われる古田織部の幻の茶器 “はたかけ” を取り戻すべく、京の町を奔走する。 だがその裏には、有名古美術店が糸を引く巨大な贋物ビジネスが存在しており、小池と野田はその陰謀を暴こうと大がかりな作戦を仕掛ける…
なんとなんとの続編ですね。
監督は武正晴、前作、https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15316842 そして、「銃」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15777140 も近作ですね。
主演は二人、中井貴一の近作は、「記憶にございません!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/22/060000 となります。
佐々木蔵之介は、「記憶屋 あなたを忘れない」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/27/060000 が公開中です。
物語は、それぞれあれから別れ、小池は骨董屋、娘が占い師で生計を立てていました。一方の野田は、個展をやりながら、骨董教室のアルバイトをして、地道に暮らしていました。
しかし、悪意あるテレビの取材で恥をかかされ、野田の作品は地に落ち、小池の信用も落ちてしまいます。 悔しさに浸っているときに和服の美人が小池の店に訪ねてきました。 彼女は、留守の時に、高齢の母が騙されて、幻の茶器 “はたかけ” を盗まれてしまったというのです。 娘の大原いまりは、警戒しますが、美人に弱い小池は彼女のために、手を打ち始めます。 そして、そのはたかけが、嵐山が持っていることがわかります。
復讐のチャンスでもあることから、二人は再び組んで、大勝負に出ます。
なかなか快活な作品だった前作 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15316842
、やっぱり続編が公開されました。 今回は広末涼子演じる志野がなかなか存在感が大きいですね。 まあ見ればわかりますが、ちょっとした仕掛けがいろいろ張り巡らされています。
ただ、この作品、シリーズは、基本優しいんですよね。 恨みを晴らすという視点なんですが、ちょっとした手心をしてあげるんですね。 この世界はやっぱり持ちつ持たれつなんでしょうかね。
テレビで恥をかかされる小池
そこに現れた美人
志野の話を聞き
再びコンビを組み
自慢の腕を
そして彼らも参加