anttiorbの映画、映像の世界

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フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて

2019年作品、クリス・フォギン監督、ノエル・クラーク ダニエル・メイズ タペンス・ミドルトン サム・スウェインズベリー出演。

イギリスの南西部にある港町ポート・アイザック
この地は、青い海と大西洋を見渡す丘陵地帯の絶景が楽しめる観光地として知られ、その日も、音楽マネージャーのダニー(ダニエル・メイズ)ら一行がバカンスに訪れていた。
そんな中、同行していた上司のトロイ(ノエル・クラーク)は、港で舟歌を楽しげに歌う漁師たちを発見、遊び心でダニーに彼らと契約を交わすよう命じる。
「フィッシャーマンズ・フレンズ」というコーラスバンド名を名乗る漁師たちは、ひねくれ者のジム(ジェームズ・ピュアフォイ)をリーダーに、週1回チャリティとしてコンサートを開いており、バンド活動はあくまで趣味の範疇だった。
気乗りしないながらも、ダニーはジムの娘オーウェン(タペンス・ミドルトン)が経営するB&B(民宿)に泊まり、彼らと打ち解けるべく奔走しはじめる。
どうにかしてジムたちと契約を結んだダニーだったが、彼らと接するうちに、純粋に音楽を楽しむ姿と固い絆に感化され、仕事への充実感を味わうようになっていく。
さらにオーウェンとも親密になっていったダニーは、フィッシャーマンズ・フレンズの全英デビューに向けて動き出すが…
 
これはなんとも清々しい実話だそうです。
監督はクリス・フォギン、長編2作目ということですが、良い作品、良い題材だったと思います。
主演はダニエル・メイズですかね。「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14629526 に出演していましたし、公開中の作品にも。
ヒロインはタペンス・ミドルトン、「ジュピター 」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/12872123 に出演していました。 今作ではだんだんと可愛く見えていくシングルマザーでした。
 
物語はポート・アイザックにきた、音楽マネージャーの一向、結婚前のバチェラーパーティーで来た4人組で、地元の猟師たちや、地元の人間たちは、迷惑極まりなく、小さな騒動を起こしっぱなしでした。 でも観光客なんで周りは我慢していましたが、その中のダニーが上司のトロイからからかわれ、地元の「フィッシャーマンズ・フレンズ」とアーティスト契約をして来いと言われます。 一般人にしておくにはもったいないハーモニーですが、ちょっと上品さにかける歌の数々にダニーははじめは気乗りがしませんでした。
ダニーは3人に置いて行かれ、契約するまで戻ってくるなと騙されますが、彼はここに留まり、生活をともにしていくと、漁師達の生き様、なにか気持ちの良いここの住人たちと触れ合うことで、歌の良さがどんどん沁みて来ます。 しかし、彼らの悩みも耳に入ってきます。
 
今作は、本当に彼らがメジャーデビューして、なんとデビューアルバムが初登場9位になるまでを描いています。 これは買いたくなるアルバムですね。
歌の素朴さ、そして男臭さ、おしゃれになった音楽の中に、なにか忘れていた何かを思い出させてくれる、そんな映画であり、歌な事がわかります。
1月の傑作映画だと思います。
 

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フィッシャーマンズフレンズの一行

 

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それを見ていたトロイは

 

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ダニーは彼らに溶け込み

 

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ここのバーは彼らのたまり場

 

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そしてオーウェンとも親密に

 

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ジョークで言ったのに帰って来ないダニーにこまり顔の一行

 

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