anttiorbの映画、映像の世界

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幸福路のチー

2017年作品、ソン・シンイン監督、グイ・ルンメイ ウェイ・ダーション チェン・ボージョン リャオ・ホェイジェン声の出演。

台湾からアメリカに渡り成功を収めたチー(声:グイ・ルンメイ)は祖母の死の知らせを受け、長く帰っていなかった故郷、幸福路へ戻る。 台北郊外の田舎町だった故郷は記憶とずいぶん変わっていて、運河は整備され、遠くには高層ビルが立ち並んでいた。同級生はチーのことが分からず、自分はそんなに変わってしまったのかと気づかされた彼女は、子供のころの懐かしい思い出をたどり始める。
空想が好きで、毎日が冒険だった幼いころ。 金髪に青い目のチャン・ベティと親友になってからの毎日。 両親の期待を背負った受験勉強を経て、学生運動に明け暮れた日々。 そして大学を卒業してからは、記者として忙殺される人生だった。
そして友との別れを経験し、現実に疲れたチーは、従兄ウェン(ウェイ・ダーション)を頼ってアメリカに行く。 そこで出会ったトニーと結婚し、両親にもアメリカで幸せになることを誓った。
今、夫と離れて幸福路にいるチーは、昔と同じように祖母の助けを求めていた。 新たな人生の岐路に立つチーは、そこである決断を下す…
 
台湾のアニメーション、はじめて見たかな?
監督はソン・シンイン、短編「幸福路上」がベースになった今作、今後注目の女性監督ですね。
主人公のチーの声はグイ・ルンメイ、台湾の人気女優起用ということで、今作の力の入れ具合がわかりますね。「薄氷の殺人」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13201044 「海洋天堂」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13624853 「密告・者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15066371 と記事にしています。
 
物語は、結婚に疲れて、祖母のお葬式の為にふるさとに帰ってきたチーのお話です。 彼女が育ったのは台湾の田舎町、そこには父と母、そして何より優しかった祖母の思い出がありました。 そして当時の幼かった頃の幼馴じみたち。
彼女はここで、金髪に青い目のチャン・ベティと親友になってからの日々、両親の期待を背負っての受験勉強。 学生運動に明け暮れ、大学卒業後は記者として忙殺される毎日を過ごしていましたが、彼女は従兄を頼ってアメリカにわたり、そこで現地の青年と出会い結婚します。 しかし、彼女の心はどんどん何かを求め始めています。 しかし彼女はそれに気がつきませんでした。
 
今作は、台湾の歴史もわかる作品になっています。 チーの子供時代を描く中、台湾の言語教育、そして台湾の微妙な立場、中共との対立、今の政権は民進党にもどっていますが、その前、初めて国民党政権が倒れる直前が描かれていますね。
私はそんな第一次民進党政権の時に台湾に行った事がありますが、そこから二転三転している台湾。 しかしなにか懐かしい色がまだ残っている台湾、また行きたくなる台湾、今作を通して、また台湾のよさと問題点に触れたような感じですね。
 

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戻ってきたチー

 

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この町には軽トラでやってきた

 

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そして母と

 

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学校でも明るいチー

 

f:id:anttiorb:20191217202841j:plainそして友達が出来た

 

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何より優しかった祖母

 

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そして台湾をはなれアメリカへ

 

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