2024年作品、入江悠監督、河合優実 佐藤二朗 稲垣吾郎 河井青葉 広岡由里子 早見あかり出演。
21歳の香川杏(河合優実)は売春や麻薬の常習犯で、ホステスの母親(河井青葉)と足の悪い祖母(広岡由里子)と3人で暮らしている。 子どものころから酔った母親に殴られて育った杏は、小学4年生から不登校となり、母親の紹介で12歳の時に初めて体を売った。 繰り返される毎日だったが、刑事の多々羅(佐藤二朗)やジャーナリストの桐野(稲垣吾郎)との出会いをきっかけに少しずつ変わり始める。 しかし、突然のコロナ禍によって3人はすれ違い、つながりは断ち切られてしまう。
監督は入江悠、「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/04/04/060000 を記事にしています。
杏役は河合優実、「四月になれば彼女は」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/03/31/060000 に出演でした。
佐藤二朗は、「変な家」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/03/23/060000 に出演です。
稲垣吾郎は、「風よ あらしよ 劇場版」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/02/22/060000 に出演でした。
基本なフィクションということですが、監督自らあった事件をベースに脚本を書いたということみたいですね。
ただただ、可哀想な少女、21歳ですが、字も書けず、小学校も途中までしかいっていない、彼女の救いはありません。 でも捕まったことから彼女の人生が動き始めるんですが。
今作のキモはなんといっても、私は杏の母の春海でしょうね。 青葉さんが熱演していますが、もう人間ではなく般若のような姿に見えました、
終わった後、鑑賞しているお客さんからなんとも言えないため息が出る作品、久しぶりに味わいました。