2017年作品、甲斐さやか監督、永瀬正敏 菜葉菜 井浦新 夏川結衣出演。
雪が降り続く中、ある小さな村で一人の少年が忽然と消息を絶った。 少年と一緒にいた兄・白川一希は、自分のせいで弟を見失ったと思い、心に深い傷を負う。 一希の曖昧な記憶に捜査は混乱するが、やがて少年誘拐の容疑者として江藤早奈江が浮かび上がる。
他に何件もの殺人容疑がかかるが、早奈江は完全黙秘。 ついには無罪となる。
それから30年後、少年失踪事件の容疑者だった早奈江の一人娘・早百合(菜 葉 菜)を見つけ出した記者・木立省吾(井浦新)が一希のもとを訪ねてくる。 被害者の兄と容疑者の娘という一つの事件により心に傷を負った人間の曖昧な記憶をたどるうちに垣間見えた真実が、それぞれの運命を思わぬ方へ動かしていく。
暗い展開の作品ですね。
監督は甲斐さやか、もう1本監督作品があるようですね。
主演は永瀬正敏、「さくら」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/11/24/060000 では父親役をしていました。
菜葉菜は、「エリカ38」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15980450 に出演していました。
物語は幼い頃、弟が行方不明になったことから、それを引きずっている白川一希のお話です。 誘拐なのか、事故なのか? それ以前に生きているのか? 死んでいるのか?
当時は誘拐事件として、一人の女性が容疑者として取調べには完全黙秘、そして無罪になってしまいます。
30年後、容疑者だった女性の娘が何かを知っていると思い、一希は早百合を記者と一緒に見つけ出し、真相を聞き正そうとします。
推理サスペンスのようで、人間ドラマという感じで展開していく作品ですが、やはり暗い展開になかなか見ていると重たくなります。 真実を知ることが本当にいいのか? 知りたくもあり、知ってしまっていいのか? それはどちらに転んでも苦しさだけが残るお話でした。
30年前
弟がいなくなる
そして現在
容疑者の娘を追うと
見つけ、問いただし
真相はわかるのか?