anttiorbの映画、映像の世界

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ラストスタンド

 
アメリカ合衆国とメキシコの国境付近の町・ソマートンに人相の悪い男たちがやって来た。 重装備でどうやら土地の使用を目的としているようだった。 パーソンズハリー・ディーン・スタントン)という頑固爺さんの土地が目当てのようだ。
なかなか首を縦に振らない爺さんにリーダー格の男・ブレル(ピーター・ストーメアが説得に行った。 しかしパーソンズは逆に銃でブレルの足元を撃つ。 そして爺さんは・・・
オーウェンズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、いまでは第一線を退き、国境付近の小さな街の保安官となって静かな週末を過ごしていた。 今日は休日、いつもの店にコーヒーを飲みに行ったとき実はそのブレルたちと会っていた。 彼を見て保安官と勘づき、そそくさと出て行った姿を不審に思ったオーウェンズは副保安官たちに、大きなトレーラーを調べさせてはいた。
その頃、FBIではガブリエル・コルテス(エドゥアルド・ノリエガ)というメキシコ移民でラスベガスの麻薬王、そして巨大麻薬組織の3代目首領の男を移送していた。 真夜中に車を走らせ、前後を厳重に固めていた。 
しかし敵は上空から来た。 巨大な磁石で護送車をつり上げ、車ごとコルテスを奪いに来た。 予想外の奇襲に戸惑うFBI。 そして車の中ではコルテスが柔術で、見張りを倒していた。 そしてビルの屋上に車を降ろし、迎えのビルにロープで移動して、脱出して行った。
そしてその際に立ちはだかったFBIの2人。 男は射殺され、女は人質に取られた。そしてコルテスは時速300キロを出せる最新鋭の車シボレー・コルベットZR1に乗り国境に向かった走り出した。 向かうはソマートン、しかしFBIはまだそこに向かうとは思っていなかった。 それはそこに橋はないからだったのだから…
 
シュワちゃんの主演復帰第1作ということが一番の売りの作品です。 しかし結構初アメリカ作品となった韓国人監督キム・ジウンの手腕も結構いいのではと思った作品でした。
設定はCMでも流れている「old!」というセリフにあるように、年齢を感じさせるシュワちゃんの姿が年老いたヒーローとなっていますが、なかなかどうして頑張っています。 もちろん脱ぎませんが、意外とまだいけるじゃないかと感じさせるすっきりとした作りになっていましたね。
田舎町の保安官たちと武器オタクがつるんで、凶悪犯たちを止めるなんてほんとに映画ならではですが、街の人たちに愛されている保安官という設定が何かいい雰囲気でしたね。 
おらが街は自分たちで守る、逃げはしない。 そんな街の人たちに押される形も結構殺伐とした中でも温かい物を感じました。 そして何より最後の決着のつけ方が良かったです。 やはり彼の映画はこうでなきゃと言うところでしたね。 65歳にしてまだまだできる感いっぱいの楽しい作品でしたね。
 
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町の保安官のオーウェン
 
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この町に逃げてくる凶悪犯がいる
 
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町を守るために立ち上がる者たち
 
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そして現れた
 
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はたして
 
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