2023年作品、ジェフ・ニコルズ監督、オースティン・バトラー ジョディ・カマー トム・ハーディ マイケル・シャノン マイク・ファイスト ノーマン・リーダス ボイド・ホルブルック出演。
1965年、アメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシー(ジョディ・カマー)だったが、出会いから5週間で結婚。 その相手は、喧嘩っ早く無口なバイク乗りのベニー(オースティン・バトラー)だった。 地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら、ベニーは群れを嫌い、狂気的な一面を持っていた。
バイカーが集まるジョニーの一味は、やがて“ヴァンダルズ”というモーターサイクルクラブへと発展。 クラブの噂は瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激に拡大してゆく。 だがその結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。 ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩する。
一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していた。そんななか、暴走が止まらないヴァンダルズで最悪の事態が発生する……。
監督はジェフ・ニコルズ、「ラビング 愛という名前のふたり」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14784640 を記事にしています。
オースティン・バトラーは、「デューン 砂の惑星PART2」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/03/25/060000 に出演です。
ジョディ・カマーは、「最後の決闘裁判」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/11/01/060000 に出演でした。
トム・ハーディは、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/11/09/060000 に出演です。
そして忠実に取材をして写真を撮るダニー役がマイク・ファイスト、「ウエスト・サイド・ストーリー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/02/17/060000 に出演でした。
古き良きバイク乗りのお話です。 このヴァンダルズというバイク乗り野郎たちのリーダーがハーディ演じるジョニーですが、彼は妻子持ちでちゃんと働いています。 いろんな経費、例えば警察に捕まった時の保釈金とか、怪我をした時の入院費などは、ヴァンダルズとして賄う親分肌の存在で、腕っぷしも強いんです。
そしてジョニーのためには特攻していくのがベニー、片腕的な存在で独特の立ち位置でした。 そんなベニーが気に入ってしまった女性がキャシーでした。
今作は元にあったバイク乗り集団を取材して本にしたお話がベースになっているようですが、ジョニー亡き後、代が変わり犯罪集団になっていくには物悲しいですね。