anttiorbの映画、映像の世界

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弁護士 灰島秀樹

2006年作品、小林大策演出、八嶋智人 吹越満 松永玲子 佐藤恒治 野間口徹 村上航 石田ゆり子 野村宏伸 長井秀和 中村咲哉 深浦加奈子 伊東四朗 佐藤めぐみ でんでん 真下有紀 福井博章 春海四方 鈴木清順 伊集院光 真矢ミキ出演。

2006年3月。灰島法律事務所を取り仕切る若きやり手弁護士・灰島秀樹八嶋智人)のもとへ、ある日1人の男が弁護の依頼にやってきた。 男の名は瀬籐賢三(野村宏伸)、千葉県の県議会議員。 国と千葉県が進める「東京湾海洋博覧会」の開催予定地として千葉県・神ヶ浦町が選ばれたが、現地の環境保護を訴え地元の住民達は反対。 国を相手取り計画取り消しを求める裁判を起こすも、住民達の訴えは第1審で退けられてしまった。 瀬籐はその上訴審の弁護を灰島に依頼するが、灰島らは見返りの報酬が期待できないとして依頼を一旦断る。 しかしその直後、IT関連企業社長・速水龍人長井秀和)から別の依頼が舞い込んだ。 速水が進めるテーマパーク計画の予定地が先の海洋博覧会予定地と重なっているため、速水は1億円の報酬をちらつかせ、秘密裏に博覧会計画を潰すよう灰島に求めてきた。
速水の依頼を快諾した灰島法律事務所は、神ヶ浦町住民達の依頼を引き受ける振りをし、環境保護運動を盾に世論を味方に付け、海洋博覧会を中止に追い込むシナリオを企てる。 博覧会を推進する県議員達を次々とスキャンダルでマスコミにリークさせ、博覧会を押し進める国会議員も手玉に取るなど筋書きは着々と進むが、灰島は環境保護団体の代表・芦川淑子(石田ゆり子)に自分の亡き母親を重ね合わせ、本当に住民を裏切ってよいのか思い悩んでしまう。 そんな灰島に愛想を尽かした部下が灰島の元から去り、灰島は窮地に追い込まれる。 当てもなく街をさまよい、警視庁・沖田管理官(真矢みき)と出くわした灰島は飲み屋で一杯交わす。
事務所に戻った灰島は沖田から送られてきたメールをノートPCで見て、この裁判の裏に隠された陰謀を知ることになる…。

演出は小林大策、映画作品の監督はないようです。
今作では吹越満、「リボルバー・リリー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/08/13/060000 に出演でした。
野村宏伸は、「みをつくし料理帖」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/26/060000 に出演でした。
石田ゆり子は、「劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/05/02/060000 に出演でした。
そして長井秀和、「チャットゾーン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15795852 に出演でした。

あの憎たらしい灰島弁護士が、なんとスピンオフの主役に。 まあなかなかすごい企画でした。 もちろんずっと悪役というわけにはいきませんが、彼の生い立ちから、ある彼の中での感情が、この事件の決着をつけました。
しかしただで正義を振るう彼ではありませんでした。
今作は「容疑者 室井慎次」のその後の話ということでしたね。 室井さん登場はありませんでしたが。 代わりに沖田管理官が登場でした。