2024年作品、堀江貴監督、岩田華怜 冨家ノリマサ 長尾純子 谷田真吾 畠山心 大日琳太郎出演。
タクシードライバーの間で “深夜、人気のない歩道に立ちずさむ女“の噂話がささやかれるなか、 今日も遠藤(冨家ノリマサ)はひとりハンドルを握り閑散とした住宅街を流していた。 いつもと変わらぬ夜。
噂の歩道傍で、手をあげる人影。 顔を隠すように乗り込んできた女性(岩田華怜)が告げた行き先は「浜町」。 走り出すや、路上に小さな女の子(畠山心)と母親(長尾純子)の二人が飛び出してきた。 どうしても乗せて欲しいと言って聞かないその母娘を同乗させると、行き先はやはり「浜町」。 奇妙な客と秘密を乗せたタクシーは。 目的地へと走りだす。
監督は堀江貴、初監督作品のようです。
主演は岩田華怜、「殿、利息でござる!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14150536 に出演でした。
冨家ノリマサは、「侍タイムスリッパー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/09/17/060000 が大ヒット中です。
東日本大震災を扱った作品、また感動作が生まれましたね。
多くの方が命を失った大災害、遺体さえも見つかっていない多くの方々がいる痛ましい大災害でした。
今作では、いまだに自分が生きているのか? あの大震災、津波で命を失ったことがわからない、忘れてしまっている、今生に何か引っかかっている、死んでいることに気がつかない、そんな方々がいまだにいるんじゃないか? そんなお話でしたね。
途中からなんとなく展開が分かりますが、わかるとともに涙が滲んでくる、そんな良い作品でした。 忘れてはいけない事象ですが、忘れたい、3.11が大きなトラウマになっているそんな方もいることがわかる貴重な作品だと思います。