2024年作品、関根光才監督、杏 佐津川愛美 酒向芳 木竜麻生 和田聰宏 丸山智己 河井青葉 安藤政信 奥田瑛二出演。
絵本作家の千紗子（杏）は、長年絶縁状態となっていた父の孝蔵（奥田瑛二）が認知症を発症したため、故郷に戻る。 他人のような父との同居に辟易する日々を送っていたある日、千紗子は事故で記憶を失った少年（中須翔真）を助ける。 少年の身体に虐待の痕を見つけた千紗子は彼を守るため、自分が母親だと嘘をつき、一緒に暮らし始める。 ぎこちない2人だったがしだいに心を通わせ、認知症の父と3人で、新しい家族の形を育んでいく。
監督は関根光才、「生きてるだけで、愛。」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/27/180000 を記事にしています。
杏は、「翔んで埼玉 ～琵琶湖より愛をこめて～」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/11/27/060000 に出演でした。
奥田瑛二は、「アキラとあきら」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/08/29/060000 に出演でした。
なかなかの力作だったと思います。
テーマは、大きく二つ、一つはやはり世界的な問題かもしれませんが認知症ですね。 いかに周りの人間が疲弊してしまうという治らない病気ですね。 なんとか予防をしていく、ならないようなことを常日頃していくということなんでしょう。
そしてもう一つは幼児虐待、実の親の親権がいかにつよいうのか？ しかしその親がとんでもなかったら救いようがない、時代が変わりつつありますが、なかなか越えられない壁があるんですね。
しかし最後の少年の一言、なんかちょっと報われましたね。
