anttiorbの映画、映像の世界

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哭悲/The Sadness

2021年作品、ロブ・ジャバズ監督、レジーナ・レイ チュウ・シュアンヤン ツー・チアン・ワング ラルフ・チウ ラン・ウェイホア出演。

台湾ではアルヴィンという謎のウイルスによる感染症が広がり、長い間対処し続けてきているが、現れる症状は風邪のように軽微で、不自由な生活を強いられた人々は不満を抱きいつしか警戒心は解けていった。 そんな中突如ウイルスが変異し、感染者の凶暴性を助長するように。 罪悪感に涙を流しながらも、衝動を抑えられず思いつく限りの残虐な行為を行う感染者たち。 暴力が溢れかえる街の中で感染者の殺意から辛うじて逃れたカイティン(レジーナ・レイ)は数少ない生き残りと病院に立て籠もり、彼女からの連絡を受け取ったジュンジョー(ベラント・チュウ)はひとり狂気の街を彷徨う。

監督はロブ・ジャバス、初監督作品でしょうか。
カイティン役はレジーナ・レイ、今作のみですね。
ジュンジョー役はベラント・チュウ、彼も初めてでした。

台湾の謎のウイルスの作品ですね。普通こういう設定ではゾンビとなっていくんですが、ゾンビはもう人間としての知能がなくなってしまいます。 しかし、今作でウイルスに犯された人間は、知能はある程度そのままで、欲望剥き出しになりますね。 後半ではこの病原菌が人間のどこを破壊していくかが、明かされますが、ある意味兵器となりそうなウイルスですね。
なかなかエグすぎる映像が立て続けに来る、きつい作品でした。