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オクス駅お化け

2022年作品、チョン・ヨンギ監督、キム・ボラ キム・ジェヒョン シン・ソユル出演。

駆け出しのウェブニュース記者のナヨン(キム・ボラ)は、アクセス数を稼ごうと、地下鉄オクス駅で起きた人身事故に目をつける。 彼氏のウウォン(キム・ジェヒョン)を助手に取材を進めるうち、事故の際、被害者以外に「線路に子どもがいた」という奇妙な目撃談の存在が浮上し、目撃者のなかには、謎の数字を取り憑かれたかのように連呼する者も。 そして、事件の真相を追うナヨンたちの周囲で次々と変死が起こり始める。

監督はチョン・ヨンギ、作品を見るのは初めてでした。
ナヨン役はキム・ボラ、「ワーニング その映画を観るな」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/11/22/180000 に出演でした。
ウウォン役はキム・ジェヒョン、「君と世界が終わる日に」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/08/220000 に参加していましたね。

なかなかの韓国産ホラーでしたね。 日本の白石晃士が脚本協力をしているということもありますが、なかなかの怖さと、リアル感がありましたね。
そしてこの作品のベースには、“寿産院事件“があるということです。 100以上の嬰児を殺した忌まわしい事件ということが言われています。 作品中にはもっと悪質な別施設が描かれていますが、数と、多くの子どもたちを残酷に殺したことは一緒ですね。


実際の事件は日本で戦後の混乱期でしたが、今作では地下鉄がキーワードになっています。 怪しい人物が現れ、そして地下鉄事故がどんどん増えていく様は、殺された子供たちが成仏するには相当な時間がかかりそうですね。