anttiorbの映画、映像の世界

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Infiesto/インフィエスト

2023年作品、パトクシ・アメズカ監督、イサック・フェリス イリア・デル・リオ イスマエル・フリッチ アナ・ビジャ マリア・メライサ ベル・ナベイラ ホセ・マヌエル・ポガ ルイス・サエラ出演。

コロナ禍でロックダウン中のスペイン。警官のラモス(Antonio Buíl)が裸足で歩く1人の傷だらけの少女を保護。 少女は絶叫した。少女は3カ月行方不明だったサイオア(Andrea Barrado)だった。 彼女は病院で治療を受ける。少女の背中には円の中に三角がある焼印がつけられていた。
事件を捜査していたサムエル(イサック・フェリス)とカストロ(イリア・デル・リオ)はサイオアが最後に目撃された場所付近を調べる。 2人はドッグキラーと呼ばれるマヌエル・ゴメスの家屋を捜索した。 何も証拠がなくサムエルたちは引き上げた。 しかし、サイオアの爪からワインの成分が検出され、ドッグ・キラーの倉庫にワイン樽があったことに気づいて急いで引き返す。
ドッグキラーの家には隠された地下室があり、そこに少女が監禁されていたあとがある。 ドッグキラーは逃亡して車で事故を起こし、森に逃げ込んでいた。 サムエルとカストロが銃を持って近づくと、ドックキラーは「これは始まりだ!」と言って銃口をくわえて自殺してしまう。

監督はパトクシ・アメズカ、「ロスト・フロア」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14941584 を記事にしていますが、パチ・アメスクアという表記もあるようです。
サムエル役はイサック・フェリス、「薄氷」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/19/060000 に出演でした。
カストロ役がイリア・デル・リオ、初めてですね。

スペイン初のサスペンスは面白いんですが、なかなか見るのが難しいんですね。 近場でスペイン映画特集でも組んでくれればいいんですがね。
今作はコロナ禍の中に起こった陰惨な連続監禁・殺人事件のお話ですね。 犯人は単独犯ではない感じで、当初は組織なのか? それともカルトなのか? 全く手掛かりがありませんでした。 たまたま確保された女性は、話を聞ける状態ではありませんでしたから。
そして一人一人、犯人グループの面々がわかってきますが、なかなか主犯格がわからないんですよね? コロナ禍ということで、事件を追う刑事もストレスが溜まり、自分を保つのが大変な側面もある作品でした。