anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

薄氷

2021年作品、ルイス・キレス監督、ハビエル・グティエレス カラ・エレハルデ ルイス・カイェホ アンドレス・ヘルトルディクス出演。

マーティン(ハビエル・グティエレス)は北の警察署に赴任してきた警官、最初の任務は囚人の護送だった。 パートナーはモンテシノス(イサック・フェリス)という男で、モンテシノスは「簡単な任務だ」と得意げに言った。
刑務所に到着し、殺人犯、薬物中毒者、詐欺師、窃盗犯一癖も二癖もある6人の受刑者だった。 彼らを護送車で運ばなければならない。
モンテシノスは横柄な態度で、受刑者を手荒に扱い、ついには手を出そうとしたモンテシノスを、マーティンは止める。 それはやりすぎだし、ルールは守らなければならないとマーティンは彼を諭すが。
パトカーを先頭に、護送車は出発した。凍てつく寒さの霧の濃い夜だった。
しかし、森の中を走っている時、前を走っていたパトカーの姿が見えなくなってしまう。 マーティンは無線で呼びかけたが、応答はない。
突然、護送車が大きく揺れ、何かを踏みつけた感覚が襲う。 護送車は森の中の一本道で停車した。
パトカーが道の先で停まっていた。 呼びかけても返事がない。 モンテシノスが「様子を見てくる」と護送車から出ていったが…


これはなかなかドキドキするサスペンスですね。
監督はルイス・キレス、日本公開は初めての監督ですが、いくつか作品を撮っているようです。
主演はハビエル・グティエレス、「その住人たちは」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/30/060000 ではちょっと困った男で主演でした。


物語は、北の警察署に異動してきたマーティンのお話です。 実直な彼は、初出勤は家族に送ってもらい、いきなり囚人護送の仕事をすることになります。 一緒に組むモンテシノスは大柄で、周りからの評判もあまりいい人間ではないようでした。 早速囚人たちに高圧的に出て、暴力を振おうとしますが、それをマーティンは止めます。
しかしこの護送車の走行ルートで、着々と何かをしている男がいました。 そしてそこに差し掛かった時、雪が激しくなり前方を走る先導のパトカーの姿が見えなくなりました。 そして何かを踏んだような感覚で護送車も停止します。

用心しながらマーティンはパトカーを探しますが、パトカーに乗っている警官はもう息がありませんでした。


今作は途中までは、外部の応援の脱獄ものかと思いますが。 そんな単純な話ではありませんでした。 6人の囚人もいろいろクセのある存在でしたが、実はその一人が・・・
なかなか最後もいい作品ですね。


f:id:anttiorb:20210218175033j:plain

転勤してきたマーティン

 

f:id:anttiorb:20210218175040j:plain

この男たちの護送が初仕事だった

 

f:id:anttiorb:20210218175044j:plain

そして護送車に移動

 

f:id:anttiorb:20210218175047j:plain

しかしこの護送は

 

f:id:anttiorb:20210218175056j:plain

襲われてしまう

 

f:id:anttiorb:20210218175104j:plain

そして謎の狙撃者が

 

f:id:anttiorb:20210218175109j:plain