1992年作品、ジョン・カーペンター監督、チェヴィー・チェイス ダリル・ハンナ サム・ニール マイケル・マッキーン スティーヴン・トボロウスキー ジム・ノートン パトリシア・ヒートン バリー・キヴェル リチャード・エプカー ロザリンド・チャオ出演。
ニック・ハロウェイ(チェヴィ・チェイス)は仕事もプライヴェートもソツなくこなす会社員。 ある日彼は会社の帰りに立ち寄ったアカデミー・クラブで友人ジョージ(マイケル・マッキーン)から美しいドキュメンタリー映画作家アリス(ダリル・ハンナ)を紹介される。 一目でお互いに惹かれ合った2人はデートの約束をして別れた。
翌日、ニックはマグナ社の研究所の講演会に出席するが途中で退屈して会場を抜け出し、重役専用の部屋で眠り込んでしまう。 その時、研究所で事故が発生、人々は避難するが、それに気づかなかったニックは建物の一部とともに体が透明になってしまった。 彼が叫び声をあげたために存在を気づかれ、秘密警察のジェンキンズ(サム・ニール)に追われるはめになる。 海辺にあるジョージの別荘に逃げ込み、身を潜めたのも束の間、ジョージと恋人エレン(パトリシア・ヒートン)がアリスと友人を連れてやって来る。 ニックはアリスを電話で呼び出してすべてを説明、アリスも彼の力になることを決意する。
監督はジョン・カーペンター、「ザ・ウォード/監禁病棟」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/11175160 を記事にしていますが、彼の作品としてはコメディ色もありました。
ニック役はチェヴィー・チェイス、「ラスト・ムービースター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/17/060000 他、記事にしています。
アリス役はダリル・ハンナ、「ウォール街」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/02/14/180000 を記事にしています。
ジェンキンス役はサム・ニール、「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/07/31/060000 に出演でした。
同名作品の「透明人間」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/04/180000 という邦画や、2020年にリブートされた「透明人間」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/07/21/060000 などがあり、色んな設定で、映像化されている作品ですね。 一番有名なのは2020年版の元となった1930年版で、1930年代の映画の中で最も偉大なユニバーサル・ホラーの映画の1つと言われています。
今作は、 H・F・セイントの『透明人間の告白』が原作となっていて、1987年に書かれた作品で、透明人間を軍事利用しようとする秘密警察に追われるという、サスペンスで、ちょっとコメディ色もあるお話ですね。 ですから、あまり構えないで見れる作品となっていて、ジョン・カーペンターが撮るのか? という逆に意外な感じでした。