anttiorbの映画、映像の世界

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ザ・ウォード/監禁病棟

 
ノースベンド精神科病院、ここは1926年に創設された。 静まり返った院内。 病室?で一人怯える女。 ドアが開き、首を絞めつり上げられ絶命する。 また静まり返った病院。
森の中を走る女、行きついた先は一軒の家。 彼女はそこに火をつけた。 パトカーがやって来た。 彼女は身柄を確保され、ノースベンド病院に運ばれた。 
全身写真を撮られ名前を聞かれる。 彼女の名はクリステン(アンバー・ハード)、20歳だ。 彼女は監禁病錬に連れて行かれる。 ここはやけに警備が厳重だった。  ここの職員たちは厳しい目をしている。 娯楽室に数人の女たちがいた。 ある一室に入れられるクリスティン。 眠るように言われ鍵が締まった。 その夜、かけていた毛布がはぎとられ、ベッドの下にあった。 誰もいないのにどうして? 怖くなって床に寝たクリスティン。
次の日、床に寝ていたクリスティンを不審に思ったのは、担当医ストリンガー(ジャレッド・ハリス)だった。 娯楽室の女たちはクリスティンの事をひそひそ声で話していた。 そして彼女は記憶が欠如していた。 覚えているのは炎くらいで、ストリンガーは一緒に思い出していこうというが、クリスティンはここから出たいと訴える。 
しかし頑として拒否されたのだった。 ここからはちゃんと薬を飲んで、治るまで絶対に出さないと言われてしまった。 しかし彼女は薬を飲もうとしなかった。 
ちゃっかり拝借したナイフでカギをこじ開け、早くも脱走を試みるが、あっという間に捕まってしまう。 そして初めてほかの女たちと会うことになった。
4人いて、ボロボロのぬいぐるみを抱くゾーイ(ローラ・リー)、華やかなサラ(ダニエル・パナベイカー)、絵を描くのが好きなアイリス(リンジー・フォンセカ)、歌を得意とするエミリー(メイミー・ガマー)だ。 
そして彼女は一緒に脱走しようと4人を誘うのだ。 しかしシャワーを浴びているときに突然得体のしれない化け物に首を絞められたのだった。 気絶するクリスティン。 そしてこの後そいつは一人一人を狙い始めるのだった・・・
 
ジョン・カーペンターの代表作といえば、「ハロウィン」「遊星からの物体X」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11179693.html と数多くありますが、ホラー映画の代表的な監督としては、これはサイコホラーですね。 前に書いた、「アイデンティティー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10857114.html に似た作りのような感じを受けました。
異なる性格ですが、何か精神的に不安定な4人と出会った彼女は、自分はまともで、ここにいるはずではないと確信しています。 しかし、時々現れる得体のしれない化け物に悉く邪魔されます。 どうしてこれがサイコホラーなのか? それがすべとの種明かしになっています。
監督のこれが最新作になっていますが、そろそろ新作を撮ってくれてもと思います。私は「遊星~」が大好きなんですが、意外と「ニューヨーク1997」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11610165.html もB級テイストと、古臭い感じで好きでしたね。 いつかそれもアップしたいですね。

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ある家の火をつけ呆然とするクリステン

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監禁病錬 ここから脱出したい

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時として現れる怪物


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知り合った患者たち

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しかしこいつが追ってくる

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