2018年作品、アダム・リフキン監督、バート・レイノルズ アリエル・ウィンター クラーク・デューク エラー・コルトレーン出演。
かつて一世を風靡した映画界のスーパースター、ヴィック・エドワーズ(バート・レイノルズ)は、今は歳をとり一人暮らし。 そんな彼のもとに、ある映画祭から功労賞受賞の招待状が届く。 俳優仲間のソニー(チェビー・チェイス)から、歴代受賞者がデ・ニーロやイーストウッドだと聞いて、いったんはゴミ箱に入れた招待状を取り出し、映画祭に向かうことにした。
だが、映画祭が行われていた場所は、彼が生まれ育った街ノックスビルに近くだった。空港に迎えに来たのはちょっと太ったスマホで恋人と罵り合っている、運転手役のリル(アリエル・ウィンター)だった。「リムジンはどこだ?」と聞くが、リルは聞いていないと言う。
ヴィックはリルの古い車に乗り、スマホ片手の乱暴な運転で高級ホテルとは桁違いの安ホテルに着く。 ヴィックは騙されたと思って怒り、飛行場まで行って帰ると言うが、リルは大きな映画祭ではないと言いはなつ。
リルの運転で開会式に向かうヴィック、会場は単なるバーで、彼は機嫌が悪くなる。 しかし、会場は小さいながらヴィックを歓迎するファンで溢れていて、主催者のダグ(クラーク・デューク)とシェーン(エラー・コルトレーン)はヴィックに挨拶、ヴィックの経歴を称賛する。 写真とサインを求められるヴィックは少し気分を取り直すが。
フェイス(ニッキー・ブロンスキー)という映画祭スタッフがヴィックに酒をサービスする。 ヴィックは開会式で昔の主演映画を見ることにするが、映画上映中、ヴィックは大スクリーンでもない壁に上映される映画に失望したのか、一人で酒を飲み始める。リルはヴィックのところに来て、この映画祭はナシュビルの名前の似ている大きな映画祭とは違うこと、イーストウッドらには過去に招待状を出しているが、返事すら無いことなどの内情を暴露してしまう。
そしてヴィックは荒れ始め次の日の予定をすっぽかし、リルにあるところに行けと指示を出すのだった・・・
これは彼の遺作になったそうです。
監督はアダム・リフキン、作品を記事にするのは初めてのようです。
主演はバート・レイノルズ、「デス・リベンジ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9943366.html を記事にしていますが、もっと旧作をいずれは記事にしたいですね。
そしてリル役はアリエル・ウィンター、ちょっとぽっちゃりした可愛い女優さんで、今回はガンガンにパンクな格好でした。 声の仕事が多そうな女優さんですね。
ソニー役はチェビー・チェイス、「ファール・プレイ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/3978479.html という懐かしい作品を記事にしています。
物語は、もう今はリタイア状態のかつてのスーパースター、ヴィック・エドワーズのところに突然届いた映画祭の招待状でした。 ソニーのいいかげんなアドバイスに乗ってしまったヴィックでした。
しかしそこは映画祭とは名ばかりの、バーでの映画鑑賞会、騙されたと思ったヴィックも初めはちやほやされて多少は御満悦でしたが、イーストウッドも、デ・ニーロも来ていないことを聞き激怒、そして彼は自分の過去を探す旅に、リルと一緒に出かけてしまいます。
今作は、バート・レイノルズの遺作になった自伝的作品、実は公開中の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/12/060000 に出演予定だったそうですね。 もうちょっと存命だったら、代役はブルース・ダーンがあの役を演じていました。 しかし、彼の人生そのものの作品、ところどころ昔の彼の映像を合成したシーンもあり、なにか彼自身が人生を振り返っているお話のようでしたね。
ソニーから薦められ
迎えに来たぽっちゃりのリル
そして主催の3人
そしてリルに運転させ
過去を振り返りに
そしてどうしても会いたい人に