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バード・ボックス: バルセロナ

2023年作品、ダビ・パストール アレックス・パストール監督、マリオ・カサス ジョージア・キャンベル アレハンドラ・ハワード ディエゴ・カルバ パトリック・クリア ドロラ・ドゥエニャス ゴンサロ・デ・カストロ ミシェル・ジェネール レオナルド・スバラーリャ出演。

セバスチャン(マリオ・カサス)と娘のアンナ(アレハンドラ・ハワード)は目撃することで自殺衝動を引き起こされてしまう「生物」が支配するバルセロナを2人で生きていた。
ある日、セバスチャンはローラースケートをアンナにプレゼントします。 セバスチャンは帰り道に盲目の強盗グループに物資を奪われながらも暴力だけは振るうことはなかった。 セバスチャンは倉庫に隠れ潜む生存者のグループを見つけるが、生存者を信用出来るか判断できるまでアンナに隠れているように告げる。
発電機の場所を知っていると話すセバスチャンは倉庫での活動を許され、生存者たちから「生物」を見ても死なず、逆に他者に「生物」を見せ自殺に導こうとする「狂信者」の存在を聞かされる。
翌朝、倉庫内の人間が寝泊まりするバスを無断で動かし、倉庫外まで運転したセバスチャンは生存者たちの目を無理やり開かせ自殺に追いやっていく。 実はアンナはセバスチャンの見ている幻覚であり、セバスチャンは幻覚のアンナの言葉に従い、”救済”と称して生存者たちを犠牲に追いやっている「狂信者」だった。

監督はダビ・パストールとアレックス・パストール、「その住人たちは」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/30/060000 を記事にしています。
セバスチャン役はマリオ・カサス、監督の上記作品にも出演でした。
途中から登場するクレア役はジョージナ・キャンベル、「バーバリアン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/11/08/060000 に出演でした。

前作「バード・ボックス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/04/19/180000 の今作はスピンオフという位置付けですね。 時系列は一緒で、おそらくバルセロナではこういうことが起こっているということなんでしょう。 おそらく原作から派生させて、監督が脚本も兼ねているっていうことなんでしょう。


この見えない生物の姿は最後までわかりませんが、生存者がいて、さらに狂信者という、おかしな集団というか、目を開けていても平気なだけでなく、他の人間を魂の浄化という名目で殺していくという本当に狂っている集団があるんですね。
この自殺に追い込む謎の生物の力を利用した恐ろしい存在が人間なんですね。