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ピンク

2016年作品、アニラダ・ロイ・チョードゥリー監督、タープシー・パンヌ キールティ・クルハーリー Andrea Tariang アミターブ・バッチャン ピーユーシュ・ミシュラ アンガダ・ベディ出演。

ニューデリー南部の集合住宅で同居する若い女性、ミナール(タープシー・パンヌ)、ファラクキールティ・クルハーリー)、アンドレア(Andrea Tariang)は、3人組の若者にコンサート会場で誘われ、夕食を共にする。 だが、その後、レイプされそうになり、ミナールが若者の1人ラジヴィール(アンガダ・ベディ)をビンで殴り、彼女たちは自宅に逃げ帰った。

大けがをして病院に担ぎ込まれたラジヴィールは政治家の甥で、ミナールたち3人は殺人未遂等で訴えられる。 同時に、彼女たちは様々な嫌がらせと誹謗中傷に晒されたことから、同じ敷地内に住む老弁護士ディーパク(アミターブ・バッチャン)の申し出を受けて弁護を依頼する。 高齢のディーパクの弁護は一見頼りなかったが、彼は確固たる信念を持っていた…。

監督はアニダラ・ロイ・チョードゥリー、初監督作品ですね。
ミナール役は「ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/12/060000 に出演でした。
キールティ・クルハーリーは、「ミラ: ガール・オン・ザ・トレイン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/03/18/180000 に出演でした。
そしてディーパク役でアミターブ・バッチャン、「ブラフマーストラ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/05/16/060000 に出演でした。

ダンスが全くない作品、多少の音楽、歌はありましたが、そういうシチュエーションではありませんね。
冒頭いきなり流血をした男と、逃げる3人の女性、だいたい何があったのかは想像できますが、なぜ女性は逃げているのか? ここが、インドにおける女性の地位を表していることが、法廷の場でだんだんわかってきます。 さらには未だ根強いカーストにも触れていて、こういうタブーなのかどうかわかりませんが、ただの貧富の差以外の要素で、まだまだ色々ダークな部分があることがわかる社会派ドラマでしたね。