anttiorbの映画、映像の世界

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リバー、流れないでよ

2023年作品、山口淳太監督、藤谷理子 永野宗典 角田貴志 酒井善史 諏訪雅 石田剛太 中川晴樹 土佐和成 鳥越裕貴 早織 久保史緒里 本上まなみ 近藤芳正出演。

冬の京都、貴船にある老舗料理旅館「ふじや」。 仲居のミコト(藤谷理子)は別館裏の貴船川のほとりで佇み、こぶしをそっと握って何か物思っている。 まもなく仕事に戻り、番頭(永野宗典)と部屋の後片付けをするが、なぜか2分前にいた貴船川のほとりに何度も戻っている。
他の旅館のスタッフや宿泊客なども繰り返す2分間のタイムリープに巻き込まれ異変を感じている。 仲居のチノ(早織)は客から頼まれた熱燗ができず、宿泊客のノミヤ(諏訪雅)たちは〆の雑炊を食べ続け、作家のオバタ(近藤芳正)は入力したはずの原稿が白紙になるなど、それぞれ困惑している。
2分経つと時間が巻戻り、全員元にいた場所:初期位置に戻ってしまう。 その間の行動は全てなかったことになるが、記憶だけはリセットされることなく連続しているため、次第に感情をたかぶらせ、普段ならしないような思い切った行動に出る者も出てくる。
また、ループの中から抜け出したいと思う者ばかりではなく、とどまりたい者もおり、それぞれの思惑が入り乱れていく。 そんな中で、ミコトは自身の思いがループに関係しているのではないかと思い始めている。

監督は山口淳太、「ドロステのはてで僕ら」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/30/180000 も面白かったですね。
ミコト役は藤谷理子、「あさひなぐ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15154093 に出演でしたが、もちろん上記作品にも出演でした。
女将役は本上まなみ、「そらのレストラン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15872003 に出演でした。
そして乃木坂46の久保史緒里、「左様なら今晩は」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/11/14/060000 では好演でしたね。 もう一作が公開中です。

ヨーロッパ企画の映画は面白いですね。 設定の妙がなかなか巧みなんですが、前作もなかなかでしたが、今作もまた痛快でしたね。
久保ちゃんの役が変わっているという情報がありましたが、ちょい役だと思っていたら、重要な役でしたね。 これは見てよかった、ただ公開規模が少ないですね・・・