anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

そらのレストラン


雪深く、吹雪いている中1台の車から女性が降りてきた。 彼女は、牧場に入って行き、そこで男から温かい牛乳を貰う。 この牧場で働くには? と聞くと、男はいまは人を募集してはいない、ここで働くならオレの夢さんになるしかないと、冗談を言うが、その女性は 「よろしくお願いします」 と言う。
北海道の道南・せたな町の海が見える牧場で酪農とチーズ工房を営む亘理(大泉洋)は、妻のこと絵(本上まなみ)、一人娘の潮莉(庄野凛)と3人家族で暮らしている。 自然に寄り添った食を追求する仲間たちと共に、厳しくも美しい大地で助け合いながら楽しく過ごしていた。
亘理は牧場の牛乳でチーズを作っていたが、チーズ職人の師匠・大谷(小日向文世)にはまだ追いつけず、怒られてばかりだった。 そこに東京からやって来た牧羊を営む若者・神戸(岡田将生)も加わり、それぞれの生産する食材を持ち寄り、おいしさを共有していた。
そんなある日、彼らの食材を目当てに札幌の有名ビストロのシェフ・朝田(眞島秀和)がやって来て、食材をさらにおいしくしてみせる。 亘理はせたなのおいしいものを広く届けるため、一日限定のレストランを開くことを思いつく。
しかし、納得のいくチーズができずに思い悩んでいると、大谷が倒れてしまう・・・

 「しあわせのパン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8023295.html 「ぶどうのなみだ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12266236.html と北海道作品の第3弾です。
主演は大泉洋、一連の作品は彼の主演、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15820878.html で、動くことの出来ない役をしていました。
そして本上まなみ、「二度めの夏、二度と会えない君」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15118132.html が近作となります。 冒頭のシーンは不思議な感じがしました。

物語は、こと絵がこのまちにやってくるところから始まります。 大雪の中表れた美しい女性、ここを知ってきてしまった彼女は細かい事情も聞かずここに転がり込んで、亘理と結婚してしまいます。
そして一人娘が生まれ、酪農を一緒にやり始めます。 せなた町に住んでいるのはそれぞれ自然とともに生活をしている人間達、脱サラなのか、最近やってきた神戸、野菜を自由に作っている富永芳樹、妻が看護師の石村甲介、そしてチーズ作りをしている大谷。
それぞれが助け合って生活をしていました。 そこにある日奇妙な人間が現れる。 彼は実は有名なビストロシェフでした。 朝田は、ここの食材はすべて素晴らしいと絶賛して、みんなをもてなす。
そしてある考えが生まれます。

今作はいままでの北海道作品の中で、一番わかりやすくいいですね。 大谷のあとを継いで、亘理がチーズを目指すのかが、少し時間がかかりますが、まあ一番すっきりとした感じですね。
ただ冒頭の、こと絵がなぜここにきたのかはあまり語られません。 原作に語られているんでしょうか?

イメージ 1
幸せな3人の生活

イメージ 2
彼は大谷についてチーズ作りを学んでいた

イメージ 3
助け合って生活をしている街の住人

イメージ 4
そしてこの男がやってくる

イメージ 5
そこでこの発想が

イメージ 6