2021年作品、竹中直人 山田孝之 斎藤工監督、 吉岡里帆 鈴木福 満島真之介 柳ゆり菜出演。
今日も地球は“秘密と嘘”で回っている。 ある女(吉岡里帆)は、“秘密は大事に、なるべくたくさん持て”と助言する祖父(石坂浩二)が告白した秘密の数に腰を抜かす。
ある男(松田龍平)は、あてがないというアテを頼りに、ママチャリで“南”を目指す旅に出る。
ある少年(森優作)は、成り行きでついた“嘘”がきっかけで、やっとできた友だち(九条ジョー)から“いるはずのない自分の姉“に恋をしたと告白され、頭を痛める。ある青年(渡辺佑太朗)は、今は消息不明の父と体験した幼い日(潤浩)の奇妙な出来事を思い出していた。
そして、日々なんとなくアルバイトに勤しむ1人の少年(鈴木福)は、“ある事件”が海の向こうの国で起こったことを知る……。
短編集を集めた作品、原作者は大橋裕之で、私は作品を読んだことはありませんでした。
監督は三人、竹中直人、山田孝之、斎藤工という、本業は俳優さんですね。
多くの出演者が出ている今作は、オムニバスのような感じですが、はっきりと切れて、別れている感じではなく、つながっているようで、別々のようで、時代背景も個々に遡ったり、独特でしたね。
おそらく原作の「ゾッキA」「ゾッキB」を読むとそれぞれ短編に題名がついていて、各パートを各監督が担当しているのがエンドロールでわかる感じでしたね。
もう少し怖いテイスト、不思議な感じが入るのかと思いましたが、松井玲奈登場シーンだけがそんな感じでした。
また、今作は「裏ゾッキ」というドキュメンタリーのメイキングがあるそうで、それは舞台となった蒲郡市では公開されているようですね。
チャリンコで旅に出る男
途中で出会った男
東京から帰って来た女
バイトをする少年
親友になった二人
謎の少女
出所してきた男