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レリック ー遺物ー

2020年作品、ナタリー・エリカ・ジェームズ監督、エミリー・モーティマー ロビン・ネヴィン ベラ・ヒースコート クリス・バントン出演。

森に囲まれた家でひとり暮らしをする老女エドナ(ロビン・ネヴィン)が突然姿を消した。 娘のケイ(エミリー・モーティマー)と孫のサム(ベラ・ヒースコート)が急いで向かうと、誰もいない家には、彼女が認知症に苦しんでいた痕跡がたくさん見受けられた。 そして2人の心配が頂点に達した頃、突然エドナが帰宅する。 だが、その様子はどこかおかしく、まるで知らない別の何かに変貌してしまったかのようだった。 サムは母とともに、愛する祖母の本当の姿を取り戻そうと動き出すが、変わり果てたエドナと彼女の家に隠された暗い秘密が、2人を恐怖の渦へと飲み込んでゆく。

監督はナタリー・エリカ・ジェームズ、初監督作品のようです。
ケイ役でエミリー・モーティマー、「メリー・ポピンズ リターンズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15861750 に出演でした。
エドナ役でロビン・ネヴィン、「マトリックス リローデッド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/11/18/180000 に出演でした。
そしてサム役はベラ・ヒースコート、「高慢と偏見とゾンビ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14465313 に出演していました。

範疇としてはホラーですが、これはなかなか謎も多く、そしてラストの十分間がエグいんですよね。
客観的に見れば、おばあちゃんが痴呆になってしまった、もちろん劇中施設に入れることを進め始める娘でしたが、孫が同居して面倒を見てもいいと言い始めてから、雲行きが怪しくなっていきます。 多少祖母のエドナはまともなことを言うんですが、実はそれがこの家の恐ろしさのヒントになっていることには、なかなか気付けませんよね。
ラストのシーンもまた怖かったですね。 家に巣食う謎の存在、こういうのが心理的に恐ろしいですね。