anttiorbの映画、映像の世界

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伯爵

2023年作品、パブロ・ラライン監督、ハイメ・バデル グロリア・ムンチマイヤー アルフレードカストロ パウラ・ルクシンゲル出演。

とある吸血鬼は絶大な権力を欲した。 そして南米のチリで独裁者へと上り詰めた。 アウグスト・ピノチェト(ハイメ・バデル)と名乗り、伯爵として生き、政治を操って自由に好き勝手に振舞う。 ところが、己の犯し続けた所業を責められるようになり、もはや生きることに疲れてしまった。 それでも家族からも簡単には死なせてもらえない。 死を迎えるための準備はしているが、過去の行為が人生の清算を複雑にしていく。

監督はパブリ・ラライン、「スペンサー ダイアナの決意」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/18/060000 を記事にしています。
“伯爵“役はハイメ・バデル、「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15234527 に出演でした。

吸血鬼は基本死なない、殺すためには、杭を打つか、太陽に当てるか? と言われていますが、老いるってことがあるのか? 今作はその部分を感じますね。
生きていることに疲れる、確かに何世紀も生きていくのは大変だし、噛んで同じ種を作らないと人間の短い寿命で、別れが来てしまいますね。 老いらくの恋、今の妻との争い、結構生臭い展開になっていますね。